Googleビジネスプロフィールの投稿は、Google検索やGoogleマップでお店を見た人に、最新情報やキャンペーンを直接届けられる無料の機能です。ただ、多くの店舗を支援していると、「何を書けばいいか分からず、数か月で更新が止まる」というケースが少なくありません。
本記事では、投稿の基本操作に加え、来店につなげる書き方と続けるための工夫を解説します。
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Googleビジネスプロフィールの投稿とは
投稿機能を使うと、文章・写真・動画・ボタンを組み合わせて、お店の最新情報を発信できます。投稿はスマートフォンではプロフィールの「最新情報」や「概要」タブに、パソコンでは「オーナー提供」の欄に表示されます。(参照:ビジネス プロフィールで投稿を作成、管理する)
お客様は来店前に、営業しているか、どんな雰囲気か、今どんなメニューがあるかを確認しています。投稿が定期的に更新されているお店は「きちんと営業しているお店」という安心感を与え、競合店と比べられたときの決め手になります。逆に、最後の投稿が半年以上前のままだと「もう閉店したのでは」と不安を与えてしまうこともあります。
なお、プロフィールの中には投稿のほかに「写真」や「口コミ」もあり、それぞれ役割が異なります。写真は外観や店内などいつ見ても変わらない情報、口コミはお客様による第三者の評価、そして投稿は「今」のお店の情報を伝える場所です。3つがそろうことで、お客様は来店前にお店の全体像をつかめます。投稿だけを頑張るのではなく、写真の追加や口コミへの返信とあわせて運用しましょう。
投稿の3つの種類と使い分け
投稿には「最新情報」「特典」「イベント」の3種類があり、入力できる項目が異なります。期間が決まっている情報は「特典」か「イベント」で投稿するのが基本です。
| 種類 | 主な入力項目 | 向いている内容 |
|---|---|---|
| 最新情報 | 説明文、写真・動画、ボタン | 新メニュー、お店の日常、臨時休業のお知らせ |
| 特典 | タイトル・期間(必須)、クーポンコード、利用規約 | 割引、初回限定クーポン、期間限定の特典 |
| イベント | タイトル・開始日と終了日(必須)、説明文、ボタン | 季節のフェア、セール、店内イベント |
特典の投稿には「特典を見る」ボタンが自動で付きます。イベントの投稿で時刻を入れない場合は、指定した日付の終日イベントとして表示されます。
特典は「平日ランチのドリンク1杯無料」「初回カット20%オフ」のように、条件と期間を具体的に書くと利用されやすくなります。利用規約の欄には、他のクーポンとの併用可否なども記載しておくとトラブルを防げます。また、期間を設定していない投稿は6か月を過ぎるとアーカイブされるため、古い投稿が残り続けるわけではありません。
期間限定のキャンペーンを最新情報で投稿すると、終了後も残って誤解を招くことがあるため、期間のある情報は特典やイベントを選ぶのが安全です。
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投稿の手順
投稿はパソコンでもスマートフォンでも、次の手順で作成できます。
- オーナーまたは管理者のGoogleアカウントでログインし、Google検索で自店の名前を検索して管理画面を開く
- 「投稿を追加」を選び、最新情報・特典・イベントから種類を選ぶ
- 写真や動画、説明文を入力し、必要に応じて「予約」「詳細」「今すぐ電話」などのボタンを設定する
- 内容を確認して「投稿」を押す
現在は、日時を指定して公開する予約投稿や、毎週・毎月など決まった間隔で同じ投稿を表示する繰り返し設定も使えます。複数店舗を管理している場合は、同じ投稿を複数のプロフィールにまとめて公開することも可能です。忙しい時期の前に、まとめて予約しておくと更新が途切れにくくなります。たとえば年末年始の営業時間のお知らせは、12月の初めに予約しておけば、繁忙期に投稿を忘れる心配がありません。
来店につながる投稿の書き方
投稿は一覧で表示されたとき、冒頭の数行と写真しか見えません。最初の1文と1枚目の写真で興味を持ってもらうことを意識しましょう。
1文目に「何の話か」を書く
あいさつや前置きから始めず、「9月限定の栗のパフェが始まりました」のように、いちばん伝えたいことを最初に書きます。そのあとに価格や期間、お店の場所などの詳細を続けると読みやすくなります。文章は長ければよいわけではなく、スマートフォンで読み切れる程度の分量にまとめるのがおすすめです。
お客様が検索する言葉を自然に入れる
管理画面の「パフォーマンス」では、どんな検索語句でお店が表示されたかを確認できます。「〇〇駅 ランチ」「個室 居酒屋」など、実際に使われている言葉を投稿文に自然に盛り込むと、検索しているお客様の関心に合った内容になります。
ただし、キーワードを不自然に詰め込むのは逆効果です。同じ言葉を何度も繰り返すより、メニュー名や利用シーン、最寄り駅などを自然な文章の中で伝える方が、読む人にもGoogleにも内容が伝わります。
写真とボタンで行動まで導く
写真は、文字だらけのチラシ画像よりも、料理や店内、スタッフが写った実物の写真の方が伝わります。画像の中に文字を入れすぎると、スマートフォンの小さな画面では読みにくくなるため、伝えたい情報は本文に書くようにしましょう。
投稿の最後には「予約」や「詳細」のボタンを設定し、読んだ人がそのまま予約ページやメニューページへ進めるようにしましょう。写真は明るく、何が写っているか一目で分かるものを選ぶと、一覧で表示されたときにも目に留まりやすくなります。
投稿文の例
ここまでのポイントを踏まえた、飲食店の投稿文の例です。冒頭で結論、続いて詳細、最後に行動を促す流れにしています。業種に合わせて言葉を置き換えて使ってみてください。
【例】「〇〇駅から徒歩3分の当店で、秋限定のきのこクリームパスタが始まりました。地元の農家さんから届く3種類のきのこを、香りが引き立つようじっくり炒めています。ランチはサラダとドリンク付きで1,200円。10月末までの限定メニューです。ランチタイムは混み合うため、ご予約がおすすめです。」
この例では、駅からの距離という地域の情報、季節限定という新しさ、価格と期間という具体的な情報、予約という次の行動がそろっています。最後に「予約」ボタンを付ければ、読んだ人がそのまま予約まで進めます。
業種別の投稿ネタ
「何を書けばいいか分からない」という声に応えて、支援の現場で反応が良い投稿ネタを業種別にまとめました。特別なキャンペーンがなくても、お店の日常には発信できる情報がたくさんあります。お客様からよく聞かれる質問への答えや、駐車場・アクセスの案内なども、初めて来店する人にとっては役立つ情報です。
| 業種 | 投稿ネタの例 |
|---|---|
| 飲食店 | 今週の日替わりランチ、旬の食材の入荷、仕込みの様子、空席状況 |
| 美容室・サロン | 季節のおすすめスタイル、新しいメニュー、スタッフ紹介、ホームケアのコツ |
| 整体・治療院 | 自宅でできるストレッチ、季節の体の不調への注意点、受付時間の変更 |
| クリニック | 休診日のお知らせ、予防接種や健診の受付開始、院内設備の紹介 |
| 小売店 | 新商品の入荷、おすすめ商品の使い方、セールの告知 |
投稿が不承認・表示されない原因
投稿はGoogleの審査を経て公開されます。管理画面で表示されるステータスが「公開」以外のときは、次の原因を確認しましょう。投稿のルールは投稿のコンテンツポリシーで定められています。
| よくある原因 | 対処法 |
|---|---|
| 本文に電話番号を書いている | 店舗との関係が確認できない電話番号は不承認になることがある。電話はボタン機能で案内する |
| 規制対象の商品を扱っている | 酒類・医薬品・医療機器・金融商品などは、商品そのものの宣伝を避ける |
| 誤字や記号の多用、意味のない文章 | 読みやすい文章に整え、装飾的な記号を減らす |
| オーナー確認が済んでいない | 確認が完了するまで投稿は「保留中」のまま表示されない |
不承認になった場合は、ステータスの横にある「?」マークから違反しているポリシーを確認できます。該当箇所を修正して投稿し直しましょう。リンク先のページが表示されない、またはお店と関係のないサイトに飛ぶ場合も不承認の原因になるため、ボタンに設定するURLは事前に確認しておくと安心です。
投稿を続けるためのコツ
投稿で最も難しいのは、続けることです。目安として週1回程度の更新を続けると、更新が止まっている競合店との差が出てきます。投稿ネタを月初めにまとめて決め、予約投稿を活用するのがおすすめです。担当者を決め、「毎週月曜に1件」のように曜日を固定すると習慣になりやすくなります。投稿後は管理画面の「パフォーマンス」で、表示回数やウェブサイトのクリック、通話の数の推移を月ごとに確認し、反応の良かった投稿の傾向を次に活かしましょう。
Instagramを運用しているお店なら、Instagramの投稿をGoogleビジネスプロフィールに連携させる方法もあります。1回の投稿で両方を更新できるため、手間を増やさずに更新頻度を保てます。(関連記事:インスタ×Googleマップ連携)

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Googleビジネスプロフィール投稿のよくある質問
投稿についてよくいただくご質問をまとめました。
投稿するとGoogleマップの順位は上がりますか?
投稿だけで順位が大きく上がるわけではありませんが、情報が新しく保たれているプロフィールはお客様に選ばれやすくなります。順位を上げるには、基本情報の整備や口コミ対策と組み合わせることが大切です。(関連記事:MEO対策とは)
同じ内容を何度も投稿してもいいですか?
定期的なお知らせであれば繰り返し設定を使えます。ただし、同じ文章と写真ばかりではお客様にとって新しい情報になりません。写真や言い回しを変えるなど、見る人にとっての新しさを意識しましょう。
スタッフに投稿を任せても大丈夫ですか?
はい。スタッフには「オーナー」ではなく「管理者」の権限を付与して任せるのが安全です。投稿のルールや写真の選び方を事前に共有しておきましょう。
投稿に動画は使えますか?
はい。最新情報・特典・イベントのいずれにも写真や動画を追加できます。調理や施術の様子など、動きのある短い動画はお店の雰囲気が伝わりやすく、初めてのお客様の不安を和らげる効果も期待できます。
まとめ:投稿は「種類の使い分け」と「続ける仕組み」が鍵
Googleビジネスプロフィールの投稿は、最新情報・特典・イベントを目的に合わせて使い分け、1文目と写真で興味を引くことがポイントです。不承認の原因を押さえたうえで、予約投稿やInstagram連携を活用し、無理なく続けられる仕組みをつくりましょう。まずは今週1件、お店の「今」を伝える投稿から始めてみてください。
「投稿を続ける時間がない」という方は、Instagram連携で投稿を自動化できるフォーデザインのMEO対策代行サービスもご検討ください。

