【プロが裏側を解説】MEO対策業者の選び方5選|料金相場と悪質業者の特徴

【プロが裏側を解説】MEO対策業者の選び方5選|料金相場と悪質業者の特徴

「MEO業者から営業電話が来たけれど、どこに頼めばいいか分からない」という店舗オーナーは少なくありません。MEO業者は数多く存在しますが、同じ「MEO対策」でも、業者によって中身はまったく異なります。

本記事は、MEO対策サービスを提供するフォーデザインが、業界の内側から見た業者選びのポイントを解説します。当社も業者の一社であることを前提に、判断材料としてお読みください。

目次

MEO業者は大きく3つのタイプに分かれる

業者を比較する前に知っておきたいのが、MEO業者のビジネスの形です。営業してくる会社が、実際に対策を行う会社とは限りません。「誰が、どんな作業をするのか」を把握することが、業者選びの第一歩です。

タイプ特徴注意点
自社運用型自社の担当者が分析から施策まで行う費用は高めだが、施策の中身を説明できる
販売代理店型他社のサービスを販売し、作業は別会社が行う営業担当がMEOに詳しくないことがある
ツール提供型管理・分析ツールを提供し、運用は店舗が行う安価だが、店舗側に作業時間が必要

MEO業者の多くは販売代理店として営業しています。商談は専任の担当者でも、実際の作業はアルバイトが行っているケースも少なくありません。

どのタイプが悪いということではなく、自店に必要な支援の範囲に合っているかで選ぶことが大切です。たとえば、自分で投稿や口コミ返信ができる店舗ならツール提供型でも十分ですが、運用まで任せたい店舗には自社運用型が向いています。

MEO業者の料金体系と落とし穴

MEO業者の料金体系は、主に「月額固定型」と「成果報酬型」の2つです。成果報酬型は一見リスクが低く見えますが、仕組みを理解せずに契約すると割高になることがあります。詳しい相場はMEO対策費用の記事で解説しています。

料金体系仕組み落とし穴
月額固定型毎月決まった費用を支払う施策内容が曖昧だと、何に払っているか分からなくなる
成果報酬型指定キーワードで上位表示された日数や月に応じて費用が発生する検索数の少ないキーワードで成果判定されることがあり、月額固定型の2〜3倍になる場合もある

成果報酬型で特に注意したいのが、成果の対象となるキーワードです。ほとんど検索されないキーワードで上位表示しても、来店にはつながりません。契約前に、対象キーワードが実際にどれくらい検索されているのかを必ず確認しましょう。

失敗しないMEO業者の選び方5つ

業者の良し悪しは、営業資料だけでは判断できません。ここでは、数多くの店舗から「前の業者で失敗した」という相談を受けてきた経験をもとに、契約前に見極めたい5つのポイントを紹介します。

1. 実績の「中身」を確認する

「表示回数が〇倍」といった数値は、どの業者も用意しています。大切なのは、どんな施策を何か月行って、来店や問い合わせがどう変わったのかです。できれば自店と同じ業種の事例を見せてもらいましょう。Webサイトに公開されていなくても、問い合わせれば店舗名を含めた実績を開示してくれる業者もあります。

2. 実際に作業する人を確認する

契約後に誰が対策を担当するのか、営業担当と同じ会社の人なのかを確認します。施策の意図を説明できない担当者では、成果が出ないときの改善も期待できません。商談の段階で、担当者に「この店舗の場合、最初の3か月で何をしますか」と聞いてみると、ノウハウの有無が見えてきます。

3. Googleのガイドラインを守っているか

店舗名にキーワードを詰め込む、関係者に口コミを書かせるといった手法は、Googleのガイドラインに違反し、プロフィール停止のリスクがあります。施策内容を具体的に聞き、ガイドラインへの姿勢を確認しましょう。違反による停止の影響を受けるのは、業者ではなく店舗です。短期間で順位を上げる手法ほど、この点を慎重に確認する必要があります。

4. 契約期間と解約条件を確認する

MEO対策は効果が出るまで数か月かかるため、半年〜1年の契約が一般的です。ただし長期契約では、途中解約に違約金が発生することがあります。解約の条件と手続きは、契約書で必ず確認してください。成果が出ない場合の対応や、施策内容の見直しが可能かどうかもあわせて確認しておくと安心です。

5. 報告の頻度と内容を確認する

毎月のレポートが順位の一覧だけでは、何をしたのか分かりません。施策の内容と次月の予定まで共有してくれるか、相談できる場があるかを確認しましょう。電話・経路検索・ウェブサイトへのアクセスなど、来店に近い数値を報告してくれる業者であれば、費用対効果も判断しやすくなります。

選んではいけないMEO業者の特徴

次のような特徴がある業者は、契約を慎重に検討しましょう。「必ず1位にします」という約束は、それだけで警戒すべきサインです。Googleマップの順位は多くの要因で決まるため、確実な保証はできません。

  • 「必ず上位表示」「成果が出なければ全額返金」など過度な保証をする
  • 初月無料など極端に安く、初期設定のあとは放置される
  • 実績を聞いても具体的な施策や数値を答えられない
  • 契約内容や施策の範囲が曖昧なまま長期契約を求める
  • MEOツールの順位画面だけを成果として報告する

最後の点は見落とされがちです。多くのMEOツールは特定の地点を基準に順位を計測するため、お客様が実際に見ている順位とは異なることがあります。

ツールの順位は目安と考え、Googleビジネスプロフィールの電話・経路検索の数もあわせて確認しましょう。強引な営業電話への対処はMEO会社の営業電話への対応マニュアルも参考にしてください。

契約前にMEO業者へ聞きたい質問リスト

商談の場でそのまま使える質問をまとめました。回答があいまいな業者は、契約後のやり取りでも苦労する可能性があります。

質問確認したいポイント
実際に作業するのはどなたですか?自社スタッフか、外注・代理店か
毎月どんな施策を行いますか?投稿・口コミ・サイテーションなど具体的に答えられるか
対象キーワードの検索数はどれくらいですか?来店につながるキーワードを選んでいるか
同業種の事例はありますか?施策と来店の変化まで説明できるか
途中解約の条件は?違約金の有無と金額
プロフィールの管理権限はどうなりますか?解約後も店舗側がオーナー権限を持てるか

特に重要なのが管理権限です。業者がオーナー権限を持ったまま解約すると、プロフィールを自由に編集できなくなるトラブルもあります。オーナーは店舗側のアカウントにし、業者には管理者権限を付与する形が安全です。

MEO業者との間で起きやすいトラブル

当社には、他社から乗り換えを検討している店舗からの相談も多く寄せられます。その中でよく聞くトラブルは、主に次の3つです。

営業時の説明と実際の対応が違う

「毎月投稿します」と聞いていたのに更新されていない、担当者と連絡が取りにくいといったケースです。施策の範囲は口頭ではなく、契約書や提案書に明記してもらいましょう。

初期設定のあと放置されている

基本情報の設定だけを行い、その後は何もしていないケースです。プロフィールの投稿日や口コミ返信の状況は店舗側でも確認できるため、定期的にチェックしましょう。

口コミ返信の質が低い

返信代行を依頼したものの、どの口コミにも同じ定型文が返されているケースです。口コミ返信は見込み客も読んでいるため、店舗の印象に直結します。業種に合わせた返信方針を事前にすり合わせられるかを確認しましょう。

全国の主なMEO業者一覧

参考として、MEO対策を提供している主な業者を地域別に掲載します。サービス内容や料金は変更されることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。上で紹介した質問リストを使って比較するのがおすすめです。

地域業者名
全国株式会社H2、株式会社トリニアス
東京GMO TECH株式会社、株式会社プロモスト、株式会社Reyes、株式会社CIN GROUP、株式会社サステナブル・プランニング、株式会社スーパーリージョナル、株式会社コーボー、360株式会社、オルグロー株式会社、株式会社クレド、株式会社ティーエルマーケティング、株式会社アシスト
大阪株式会社イワクラボ、株式会社クロスウォーク、S&Eパートナーズ株式会社、株式会社グランネット、株式会社アドバンス
沖縄株式会社オーツーアイアジア、合同会社サイバーテック沖縄、楽しいメディアカンパニーOKINAWA合同会社(ALBA)、株式会社リブノ
福岡株式会社ヒラコー、Gentle Flow、合同会社F.E.O、株式会社アフェクス

自分で対策するか、業者に依頼するかの判断基準

MEO対策は、業者に依頼しなくても自分で始められます。基本情報の登録や写真の追加、口コミへの返信は、Googleビジネスプロフィールの管理画面から無料で行えます。まずは自分で取り組み、それでも成果が出ない場合に依頼を検討するのも一つの方法です。

一方で、競合の多いエリアで上位を目指す場合や、営業で忙しく投稿や口コミ対応を続けられない場合は、業者に任せた方が効率的です。依頼すると費用はかかりますが、サイテーションなど店舗だけでは判断しにくい施策まで任せられます。(関連記事:MEOコンサルタントの選び方)

フォーデザインのMEO対策について

最後に、当社のサービスについてもご紹介します。フォーデザインの「フルアシストMEO」は、自社運用型のMEO対策です。

順位の上昇ではなく来店数を増やすことを目的に、Instagramの投稿をGoogleビジネスプロフィールに連携する仕組みや、口コミの返信代行、サイテーション施策を行っています。毎月の定例ミーティングで施策内容と次月の予定を共有しているため、「何をしているか分からない」という状態にはなりません。

導入事例は導入事例一覧でご覧いただけます。

MEO業者選びのよくある質問

MEO業者の選定についてよくいただくご質問をまとめました。

MEO業者の費用相場はどれくらいですか?

施策の範囲や料金体系によって大きく異なります。複数の業者から見積もりを取り、費用に何が含まれているかを比較しましょう。詳しくはMEO対策費用の記事をご覧ください。

MEO業者から突然営業電話がかかってきました。契約しても大丈夫ですか?

その場で契約せず、本記事の質問リストで施策内容や解約条件を確認してから判断しましょう。「Googleの関係者」と名乗るなど、誤解を招く営業には特に注意が必要です。

効果が出るまでどれくらいかかりますか?

地域や業種の競合状況によって異なりますが、数か月単位で考えるのが一般的です。短期間での上位表示を保証する業者には注意しましょう。

まとめ:MEO業者は「中身」で選ぶ

MEO業者を選ぶときは、料金や順位の約束ではなく、誰がどんな施策を行い、それが来店にどうつながるのかを確認することが大切です。

業者のタイプと料金体系の仕組みを理解し、質問リストで比較すれば、失敗のリスクは大きく減らせます。

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