本記事では、MEO対策に特化したインバウンド対策について解説します。
これからインバウンド対策を考えているお店のオーナー様に向けた記事になっています。国内で今後も拡大が想定される訪日外国人のインバウンド効果を得るために重要な対策になっているため、すぐに対策を進めることをおすすめします。
インバウンド対策の重要性
「インバウンド」とは、外国人が訪れる旅行のことを指し、日本へのインバウンドを『訪日外国人旅行』『訪日旅行』といいます。
2017年以降、訪日客数が大きく増加したこともあり、インバウンドがクローズアップされるようになっています。日本で利用する店舗にとって、訪日外国人に対する適切なお知らせやサービス・情報を届ける対応が求められます。
訪日外国人の観光客に合わせた情報の提供・PRは店舗にとって成功するためのカギになります。
2017年以降インバウンド需要は高まっている
2017年以降、よりインバウンド需要は高まっています。下記画像は、訪日外客統計｜JNTO（日本政府観光局） 2024年8月時点でのデータになります。グラフの通り2024年以降も訪日外客数は増え続けています。
インバウンド対策にMEO対策は重要
MEOとは、Map Engine Optimization（マップエンジン最適化）の略称になります。Google検索で、地域名／店舗や施設情報などの語句で検索すると、地域検索時の地図画面が上位に表示されます。その際の地図画面内で上位に店舗を表示させるための改善をMEO対策といいます。
インバウンド対策において訪日外国人が多く利用するGoogleマップの対策は、店舗への多くの旅行客の集客につなげる施策になっています。
インバウンドの集客にMEO対策は効果的
インバウンド対策においてMEO対策(ローカルSEO)は効果的です。
訪日外国人が増加している近年、目的地や移動の際にGoogleマップを利用する旅行客は増えています。そのため、店舗やサービスを検索で発見してもらう機会を作ることができるMEO対策は、潜在的な顧客に効果的にアピール出来るツールとして、非常に重要な手段になっています。
旅行アプリの中でGoogleマップの利用率が高い
世界で最もダウンロードされた旅行アプリの一つがGoogleマップです。Googleマップは目的地へのアクセス手段／周辺情報を調べるためのツールとして非常に多くの人に利用されています。
Googleマップは、移動手段の案内から近隣店舗やレストラン／施設／観光スポットなどさまざまな検索ができるため、幅広い用途で利用されています。
Googleマップ上で上位表示を目指すMEO対策は、訪日外国人とGoogleの親和性もあるため、インバウンド対策として効果的な対策といえます。
Googleマップ上で上位表示されることで見てもらいやすい
近年、近隣店舗や地域のお店を探す際「エリア名＋業種」のようなローカル検索を行うユーザーが増えています。
またGoogleマップは、エリア名を入れることで、そのエリアで該当する店舗やサービスが優先的に表示される傾向が強いです。例えば、「その地域で飲食店を探したり」「近くのショッピング施設を探したり」などエリア名を入れることで、目的に合う店舗が表示されます。
ローカル検索は、そのエリアに基づいた検索のため、来訪する観光客を対象にした認知や訴求をGoogleマップ上で行うことができます。商圏エリアが決まっている店舗に特化した対策です。
検索結果の上位に表示されることは、商圏内のどこの店舗よりも見てもらいやすくなる傾向が強いため『ユーザーが検索したキーワードに対し、適したお店だと認知させる』ことができます。いかに「潜在顧客の興味を引きやすくさせるか」や「認知度を向上させるか」が重要といえます。
多言語設定で外国人にも店舗の魅力を訴求できる
Googleマップは、日本を含む220以上の国と地域でサービスが展開され、各国々では、自国の言語で検索を行うことができます。
そのため、MEO対策を行う店舗はGoogleビジネスプロフィールも複数の言語に対して最適化を行わなければいけません。訪日外国人の観光客が検索した際に、お店の基本情報／メニュー／サービスなどを正確に分かるようにする必要があります。
訪日外国人に対していかに言語設定を網羅できているかが重要です。
インバウンド対策で訪日外国人を集客する方法
インバウンド対策を行うにあたり、MEO対策の検索評価について理解することが大切です。検索評価を得る要素は、以下の3つが重要となります。
・関連性（ユーザーが検索したキーワードとGoogleビジネスプロフィールが関連しているか）
関連性とは、キーワードとビジネスがどのぐらい関連しているかを示す評価を指します。
・距離（ユーザーの検索場所からお店までの距離は遠いか近いか）
距離とは、ユーザーが検索した際の位置情報、検索したキーワードに含まれる地域名とのお店との距離を指します。
・視認性（お店の知名度はあるか）
知名度（視認性）は、お店のビジネス情報がどれくらい認知しているか、Web上にクチコミやサイテーション（言及されたコンテンツ）がどのぐらい多く存在しているかの評価を指します。
これらの評価を前提に、インバウンド対策を進めることが望ましいといえます。
MEO＋インスタ投稿をホットペッパー・グーグル投稿連携『まるなげ集客』
インバウンド対策①：Googleビジネスプロフィールを多言語設定する
インバウンドのMEO対策を行う場合、Google検索／Googleマップの検索結果に表示される施設／店舗情報は、ユーザーの端末言語に合わせて、基本情報や口コミなどは自動翻訳されて表示される仕組みです。
そのため、より多くの言語で設定を行う必要があります。
ただし機能上、一部の機能は翻訳されなかったり、もしくは、翻訳される場合でも翻訳がいつ行われるかコントロールできなかったりします。また検索結果に不自然な翻訳で表示されるケースもあり注意が必要です。
インバウンド対策②：外国語に翻訳されていないコンテンツへの外国語表記
Googleビジネスプロフィールには自動翻訳されない項目があります。
自動翻訳機能では翻訳されないコンテンツに外国語表記を追加することで、訪日外国人がGoogleビジネスプロフィールを閲覧した際に、訴求できるため集客につなげることができます。特に観光で入国されている訪日外国人にとって、Googleマップでの店舗情報は、より信頼性と利便性に影響しやすいため、お店にとって優先度の高い対策といえます。
自動翻訳されないGoogleビジネスプロフィールの項目
前述の通り、Googleビジネスプロフィールには特定の情報が自動翻訳されないコンテンツがあります。言語設定を行う場合、手動で英語など言語に合わせた設定が必要になります。
インバウンド対策において、外国人観光客向けの提供を行っている店舗は、あらかじめ設定を行うことが大切です。
自動翻訳されない項目は下記の通りです。
【自動翻訳されない項目】
・ビジネスの説明文
・住所の番地(ビル名なども)
・メニュー
・サービス
・商品
・投稿など
インバウンド対策③：キャッシュレス決済の項目を設定する
昨今、キャッシュレス決済は世界中だけでなく日本国内でも普及が進んでいます。特に訪日外国人にとって、キャッシュレス決済を行う機会も多いといえます。
インバウンド対策を行うにあたって、Googleビジネスプロフィールの最適化を行い、上位表示を目指すことはもちろん、閲覧／来店された方にとって、キャッシュレス決済の提供が充実していることも大切です。
Googleビジネスプロフィールでは、対応可能な決済方法を登録することができます。利用可能な支払い方法を設定することで、訪日外国人が来店／予約を検討するきっかけになります。
インバウンド対策④：訪日外国人向けの投稿を作成する
Googleビジネスプロフィールでは、写真や画像／動画を使用し最新情報やキャンペーンなどお知らせのような投稿を行うことができます。
店舗のメニューやサービス／訪日外国人へのメリットなど、投稿の内容次第で視覚的に魅力を訴求することができます。また英語の表記も投稿することで、訪日外国人へのアプローチ強化につながります。
例えば、おすすめのメニューや季節イベント／外国人へのお知らせなど、効果的な活用はさまざまあります。
インバウンド対策⑤：外国語表記のメニュー／サービスの写真掲載
できる限り、外国語表記のメニューやサービスの写真を載せるようにしましょう。インバウンド対策を行いGoogleマップで上位に店舗が表示されても、メニューやサービスに外国語対応していなければ、来店につながりません。
前述の通り外国語表記にするだけでなく、写真や動画などを使用し来店時のストレスや不安をなくす必要があります。来店時の状況を分かりやすくすることも大切です。
来店後の注文やオーダーの際の誤解を減らすことにもつながり、スムーズなサービスを提供できることにつながります。
インバウンドMEO対策⑥訪日外国人の口コミを集める
ここまでは、いかに来店につなげるかの対策について解説しましたが、来店後も対策として行うべき点があります。
来店された訪日外国人に口コミを書いてもらう点も重要です。
MEO対策におけるインバウンド対策は、口コミも重要な役割を担っています。口コミを集めることで、来店を検討している多くの訪日外国人に訴求することができます。
口コミも絵文字や一言だけでなく『メニュー／サービスを利用してどうだったか』『どんなところを改善したらもっと良いか』などの意見や評価は、今後、来店を検討する訪日外国人方にとって、信頼性などを口コミを通して与えることが可能です。
英語だけでなくさまざまな言語の口コミを獲得することで、国籍問わず顧客を引き付ける効果が期待できるためインバウンド対策としては必須の施策の一つです。
国内初！のMEO対策【まるなげ集客】が可能！
フォーデザインでは、国内初！美容業界初のMEO対策『フルアシストMEO』を提供しています。
ポイント1.インスタグラムへの投稿を他の媒体に自動で投稿
国内初となるインスタグラムの投稿内容をホットペッパービューティー／minimo／Googleビジネスプロフィールに自動で投稿が可能です。
インスタグラムの投稿を、まとめて各連携先へ自動で投稿します。システム設定など難しい作業はありません。フォーデザインが設定を行い翌日にインスタ投稿するだけになります。インスタグラム写真を複数枚で投稿した場合、2枚目以降の写真も自動で投稿が可能です。
ポイント2.集客だけでなく投稿業務の削減ができる
『フルアシストMEO』を活用することで、投稿業務の時間を削減をしながら集客の対策を行うことができます。
店舗スタッフの方は、インスタグラムやホットペッパーといった各媒体に日々投稿をしています。1日にたった10分の投稿作業を1年・2年と長期間で考えた場合、莫大な時間を投稿業務に費やしています。
インスタグラムとホットペッパーなどの投稿をそれぞれ行わなくてはいけないという先入観を覆すことができるサービスになっています。
『フルアシストMEO』では、利用率の高いインスタグラムとホットペッパー／ミニモ／Googleビジネスプロフィールといった媒体に自動で投稿できるため、投稿業務の削減や連携媒体の更新頻度を高められるサービスになっています。
ポイント3.継続率98.7%のMEO対策
フォーデザインではMEO対策を行うクライアント様の継続率が98.7%と対策内容に満足頂いています。
しかし以前は、成果報酬型※のMEO対策を行い、順位が上がらなければ費用が発生しないプランを提供していましたが、表示順位が上がっても集客につながらない店舗があり今ほどの継続率ではありませんでした。
店舗からは上位に表示されなければ費用が発生しないためリスクなく取り組める反面、上位に表示されたキーワードで集客できなければ、MEO対策の効果を実感することはできません。
そのため当社はMEO対策を店舗に合わせたオリジナルな対策を取り入れ、投稿業務の削減や売上／集客につながる対策を行うことで継続してサービスを利用頂いています。
※成果報酬型（Googleマップ上位3店舗に表示された場合、表示された1日分の費用を支払う料金体系）
ポイント4.独自性のあるインバウンド対策
昨今、多くのMEO業者がインバウンド対策をPRしています。MEO対策に興味がある方は比較検討に苦労されると感じます。ある業者は『テンプレート化された対策しかやっていない』『ツール提供するので店舗スタッフで運用』など、接客業務に追われているスタッフの業務量が増え、ストレスに感じている店舗やオーナー様は多いのではないでしょうか。
当社は、前述した通り『まるなげ集客』が可能です。月に定期ミーティングも行い、現在の課題や今月のイチオシメニュー／MEO対策の内容について課題解決をおこなっていきます。その他LINEにて都度ご質問など承っています。
本記事ではインバウンド対策について解説しましたが、当社が行うインバウンド対策は、独自性のある媒体にサイテーション対策を行い、Googleビジネスプロフィールだけでなく海外媒体からも集客ができるように対策を行っていきます。
訪日外国人も日本に訪れる前に訪れる場所や店舗を事前に探しています。そのため、比較検討時点で、店舗への来店を促すことで、来日後の来店確率を上げる施策になっているため効果的といえます。
MEO＋インスタ投稿をホットペッパー・グーグル投稿連携『まるなげ集客』
まとめ
本記事では、MEOにおけるインバウンド対策について解説しました。先述の通り、近年、訪日外国人は増えインバウンド効果を実感できているお店も多いはずです。ですが一方で、GoogleビジネスプロフィールなどのMEO対策で、時間や人員を避けず、対策の優先度を上げれないお店も多いのではないでしょうか。
今からでもインバウンド対策を考えているオーナー、従業員の方などに本記事が参考になれば幸いです。