【原因と対策】Googleマップの順位が急に下がった時の対処法8選

【原因と対策】Googleマップの順位が急に下がった時の対処法8選

「昨日まで上位だったのに、急にGoogleマップの順位が下がった」「検索しても自分のお店が出てこない」。こうした相談は、MEO対策の支援をしていると定期的に寄せられます。

順位が下がると焦ってしまいますが、慌てて情報を書き換えると、かえって状況を悪くすることがあります。本記事では、順位が下がったときにまず確認すべきことと、原因別の対処法を解説します。

目次

まずは「本当に下がったのか」を確かめる

Googleマップの検索結果は、検索する場所、使っている端末、ログインしているGoogleアカウントの履歴などによって変わります。お店の中で自分のスマートフォンから検索した結果と、駅前でお客様が検索した結果は同じではありません。「自分の端末で見たら下がっていた」だけでは、実際に順位が下がったとは言い切れないのです。

本当に下がったかを確かめるには、複数の場所で検索してみる、ログインしていない状態で検索してみる、MEO対策ツールで同じ地点からの順位推移を確認する、といった方法があります。あわせて、Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」で表示回数や電話・経路検索の数が実際に減っているかを確認しましょう。

順位が下がって見えても、これらの数値が変わっていなければ、大きな問題ではない可能性があります。反対に、順位はあまり変わっていないのに電話や経路検索が減っている場合は、口コミや写真など、プロフィールを見た人の判断材料に変化がないかを確認しましょう。

Googleマップの順位が下がる主な原因

Googleは、ローカル検索の順位を「関連性」「距離」「知名度」で決めていると公表しています。(参照:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法)順位が下がるのは、このいずれかの評価が変わったか、競合との相対的な差が変わったときです。主な原因は次のとおりです。

1. 店舗情報を変更した

店名、カテゴリ、住所、電話番号などを変更すると、Googleが内容を確認する間、一時的に順位が不安定になることがあります。

特にメインカテゴリの変更は、どの検索語句で表示されるかに直結するため影響が大きくなります。変更した直後に順位が下がった場合は、その変更が原因の可能性が高いといえます。

変更内容が正しければ、焦って元に戻したり何度も修正したりせず、しばらく様子を見ることが大切です。誤った内容に変更していた場合は、正しい情報に一度だけ修正しましょう。

2. 第三者に情報を書き換えられた

Googleマップでは、お客様などの第三者が「情報の修正を提案」でき、その内容が反映されることがあります。

営業時間やカテゴリ、ピンの位置が知らないうちに変わっていたというケースは珍しくありません。管理画面にGoogleによる更新の通知が出ていないか、各項目が正しいかを確認しましょう。

3. 口コミの状況が変わった

低評価の口コミが続いた、ポリシー違反と判断された口コミがまとめて削除された、といった変化は、知名度の評価やお客様の行動に影響します。

口コミの数や評価の推移を確認し、届いた口コミには丁寧に返信しましょう。(関連記事:口コミ返信の例文、口コミを増やす方法)

4. 競合店が増えた・対策を強化した

自店の評価が変わっていなくても、近くに新しい店舗ができたり、競合店がMEO対策を始めたりすれば、相対的に順位は下がります。

上位に表示されている店舗の口コミ数、写真の量、掲載されている媒体(サイテーションの効果と獲得方法)を自店と比べてみましょう。

5. 更新が止まっている

写真や投稿の更新が数か月止まっていると、更新を続けている競合店との差が少しずつ開いていきます。急な下落ではなく、ゆるやかに順位が下がっている場合はこの原因を疑いましょう。(関連記事:Googleビジネスプロフィールの投稿)

6. ガイドライン違反や停止の可能性

店名にキーワードを付け加えている、関係者に口コミを書かせているなど、Googleビジネスプロフィールのガイドラインに反する状態があると、順位が大きく下がったり、プロフィールが制限・停止されたりすることがあります。

検索してもお店がまったく表示されない場合は、管理画面に警告や停止の表示がないかを確認しましょう。

7. Googleの評価の変化や季節による変動

Googleはローカル検索の仕組みを継続的に改善しているため、自店で何もしていなくても順位が動くことがあります。また、業種によっては季節で検索数そのものが増減します。

当社が支援している美容院でも、閑散期に一時的に数値が下がる月はありましたが、対策を続けることで年間を通しては改善が続いています。

8. 移転や重複したプロフィールがある

移転前の住所のプロフィールが残っている、同じ店舗のプロフィールが2つ作られている、といった状態では、口コミや評価が分散し、Googleがどちらを表示すべきか判断しにくくなります。

店名や電話番号で検索し、重複したプロフィールがないかを確認しましょう。見つかった場合は、Googleのヘルプから統合や削除を依頼できます。

症状別に見る原因と対処法

順位の下がり方によって、疑うべき原因はある程度絞り込めます。

症状考えられる原因まずやること
情報を変更した直後に下がった店舗情報の変更変更内容が正しいか確認し、数週間は様子を見る
何もしていないのに急に下がった第三者の編集、Googleの評価の変化各項目に意図しない変更がないか確認する
店名で検索しても表示されないガイドライン違反による制限・停止管理画面の警告を確認し、違反箇所を修正する
数か月かけてゆるやかに下がった更新の停止、競合の対策強化写真・投稿・口コミ返信を再開し、競合と比較する
特定のキーワードだけ下がったカテゴリや説明文と検索語句のずれパフォーマンスの検索語句を確認し、情報を見直す

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順位を回復させるための手順

原因の見当がついたら、次の順番で対応しましょう。

  1. 情報の正確さを取り戻す
    店名・住所・電話番号・営業時間・カテゴリ・ピンの位置を確認し、誤りや意図しない変更を修正する。グーグルマップへの登録方法を参考に、基本情報を見直す
  2. ガイドライン違反を解消する
    店名へのキーワード追加などがあれば、正式名称に戻す
  3. 他の媒体の情報をそろえる
    ホームページ、ポータルサイト、Yahoo!プレイスなどの表記を統一する
  4. 更新を再開する
    写真の追加と週1回程度の投稿、口コミへの返信を続ける
  5. 数値で経過を見る
    表示回数や電話・経路検索の推移を、前月・前年同月と比べながら確認する

Instagramを運用している店舗なら、インスタとグーグルマップの連携で、手間を増やさずに更新頻度を保てます。

当社が支援した都内のネイルサロンでも、対策をしていなかった時期に下がっていた閲覧数が、対策を始めた翌月に前月の約1.7倍まで回復しました。(関連記事:インバウンドMEO)

日頃からできる順位低下の予防策

順位が下がってから慌てないためには、日頃の運用で予防しておくことが大切です。まず、月に一度は自店のプロフィールを開き、営業時間やカテゴリ、写真に意図しない変更がないかを確認しましょう。祝日や年末年始の特別営業時間を事前に登録しておくことも、情報の正確さを保つうえで欠かせません。

次に、予約や来店につながる導線を整えておきます。Google予約のボタンを設定しておけば、順位が多少動いても、プロフィールを見た人を予約につなげやすくなります。美容サロンであれば、ホットペッパーとインスタの連携で、複数の媒体の更新頻度をまとめて保つ方法もあります。

そして、Googleマップだけに集客を頼りすぎないことも予防策の一つです。InstagramやLINE公式アカウント、ポータルサイトなどを組み合わせておけば、一時的に順位が下がっても来店への影響を小さくできます。施策の組み合わせ方は店舗集客の方法やMEOとインスタを組み合わせた集客で解説しています。

順位が下がったときにやってはいけないこと

焦って次のような対応をすると、状況を悪化させるおそれがあります。短期間に何度も情報を変更しない、店名にキーワードを付け加えない、知人や業者に口コミを依頼しない、プロフィールを削除して作り直さない、の4つは特に注意しましょう。

プロフィールを作り直すと、これまでに集めた口コミや評価を失うことになります。「すぐに順位を戻します」というMEOの営業電話にも、内容を確認せずに応じないようにしましょう。

Googleマップの順位低下に関するよくある質問

順位が下がったときによくいただくご質問をまとめました。

順位が戻るまでどれくらいかかりますか?

原因によって異なります。情報の変更による一時的な下落であれば数週間ほどで落ち着くこともありますが、競合との差が原因の場合は、数か月かけて対策を積み重ねる必要があります。

MEO業者に依頼しているのに順位が下がりました。どうすればいいですか?

まずは業者に、下がった原因の分析と今後の対策を具体的に説明してもらいましょう。説明があいまいな場合は、MEO対策の効果が出ない原因を参考に対策の中身を確認し、必要に応じてMEO業者の選び方も見直してください。

お金を払えばGoogleマップの順位は上がりますか?

Googleビジネスプロフィールの順位は、費用を払って上げられるものではありません。Googleマップの検索結果に「広告」として表示される枠はありますが、通常の順位とは別のものです。(関連記事:グーグルマップの掲載料)

業種によって順位の下がりやすさは違いますか?

競合の多い業種や、駅前など店舗が密集しているエリアでは、順位が変動しやすい傾向があります。業種ごとの対策のポイントは、美容室のMEO対策、飲食店のMEO対策、クリニックのMEO対策もあわせてご覧ください。

まとめ:焦らず「確認」から始める

Googleマップの順位が下がったときは、まず本当に下がったのかを複数の方法で確かめ、パフォーマンスの数値もあわせて確認しましょう。そのうえで、情報の変更、第三者の編集、口コミ、競合、更新の停止、ガイドライン違反といった原因を一つずつ確認し、正確な情報と継続的な更新で回復を目指します。基本的な考え方はMEO対策とはで解説しています。

「原因が分からない」「自分で対応しても戻らない」という方は、フォーデザインにご相談ください。上位店舗との差を数値で分析し、店舗ごとに必要な対策をご提案します。分析や方針づくりだけを相談したい場合はMEOコンサルティング、費用感はMEO対策の費用相場をご覧ください。

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