MEO対策の効果が出ない・来店が増えない7つの原因と見直しポイント

MEO対策の効果が出ない7つの原因

「MEO対策を続けているのに、来店が増えている実感がない」「順位は上がったと報告されるが、問い合わせは変わらない」という相談は、当社にも多く寄せられます。

他社のMEO対策から乗り換えてきた店舗を診断すると、効果が出ない原因の多くは、MEOそのものではなく「対策の中身」と「成果の測り方」にあることが分かります。

本記事では、MEO対策の効果が出ない原因と、見直すべきポイントを解説します。

目次

まず確認したい「効果が出るまでの目安」

MEO対策は、始めてすぐに成果が出る施策ではありません。基本情報の整備だけで表示回数が改善することもありますが、順位や来店数が安定して伸びるまでには、数か月単位の継続が必要になるのが一般的です。Googleマップの順位は上下を繰り返しながら改善していくため、1〜2か月の変動だけで判断するのは早すぎます。

一方で、半年以上続けても表示回数や電話・経路検索の数がほとんど変わらない場合は、対策の進め方に問題がある可能性が高いといえます。次の7つの原因に当てはまるものがないか確認してみてください。

MEO対策の効果が出ない7つの原因

1. 検索されていないキーワードで対策している

最も多いのがこの原因です。上位表示しやすいキーワードで対策しても、そのキーワードがほとんど検索されていなければ、来店にはつながりません。特に成果報酬型の契約では、上がりやすいキーワードが成果の対象に選ばれやすい傾向があります(料金体系の違いはMEO対策の費用相場で解説しています)。

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」で、実際にどんな検索語句で表示されているかを確認し、対策キーワードとずれていないかを見直しましょう。

「地域名+業種」のような検索数の多いキーワードに加え、「地域名+メニュー名」「近くの+業種」など、来店意欲の高い人が使う言葉も対象に含めることが大切です。

2. 順位の計測地点が実態とずれている

Googleマップの検索結果は、検索した場所によって変わります。店舗のすぐ近くを基準に順位を計測すれば、MEO対策ツールの画面では上位に見えても、お客様が実際に検索している駅前や住宅街では順位が低いことがあります。

「報告では上位なのに来店が増えない」という場合は、どこを基準に順位を測っているかを確認しましょう。商圏が広い店舗であれば、複数の地点で順位を確認することで、エリアごとの見え方の違いも把握できます。

3. 順位だけを成果として見ている

MEO対策の目的は上位表示ではなく、来店を増やすことです。順位が上がっても、電話・経路検索・ウェブサイトへのアクセス、Google予約のボタンのクリックなどが増えていなければ、お客様に選ばれていないことになります。

順位と一緒に、こうした来店に近い数値の推移を毎月確認することが大切です。順位が上がっても来店が増えない場合は、写真やメニュー、口コミなど、プロフィールを見た人が来店を決める材料が足りていない可能性があります。

4. 基本情報やカテゴリが適切でない

メインカテゴリが大まかすぎる、営業時間が古い、店舗名や住所の表記がホームページや他の媒体と違う、といった状態では、Googleがお店の情報を正しく評価できません。グーグルマップへの登録方法を確認しながら、基本情報を一つずつ見直しましょう。

基本的なことですが、診断すると見直しが必要な店舗は少なくありません。移転や電話番号の変更があったのに、ポータルサイトなどに古い情報が残っているケースもよく見られます。(関連記事:サイテーションの効果と獲得方法)

5. 口コミ返信が放置されている、または定型文ばかり

口コミに返信していない、どの口コミにも同じ文章を返しているといった状態は、これから来店を考える人に良い印象を与えません。当社が支援している心療内科のクリニックも、以前の業者の「口コミ返信の内容が雑だった」ことをきっかけに乗り換えてこられました。

返信は、お店の姿勢が最も伝わる場所です。口コミの数そのものが少ない場合は、口コミを増やす方法もあわせて取り組みましょう。(関連記事:口コミ返信の例文)

6. 写真や投稿の更新が止まっている

最後の投稿が数か月前、写真も開業当時のまま、という状態では、検索で表示されても選ばれにくくなります。初期設定だけを行い、その後は何もしていない業者もあるため、プロフィールの更新日は店舗側でも定期的に確認しましょう。

Googleビジネスプロフィールの投稿は、週1回程度を目安に続けるのがおすすめです。Instagramを運用しているなら、インスタとグーグルマップの連携で、手間を増やさずに更新を続けられます。美容サロンであれば、ホットペッパーとインスタの連携も効果的です。

7. 競合との差を分析していない

Googleビジネスプロフィールの設定は、どの店舗も同じように整えられます。そのため、上位の競合店との差は、口コミの数や質、Web上での店舗情報の掲載状況(サイテーション)など、プロフィールの外側で生まれていることが少なくありません。

上位店舗と比べて何が足りないのかを数値で把握しないまま対策を続けても、順位は変動しにくくなります。競合店がどの媒体に掲載されているか、Yahoo!プレイスなどGoogle以外の地図サービスも整えているか、口コミがどのくらいのペースで増えているかを調べると、自店が優先すべき対策が見えてきます。

MEO対策の効果を正しく測る方法

効果が出ているかどうかを判断するには、見るべき数値を決めておくことが欠かせません。Googleビジネスプロフィールの管理画面にある「パフォーマンス」では、次のような数値を確認できます。

数値分かること
表示回数検索やマップでお店がどれだけ見られたか
表示につながった検索語句お客様がどんな言葉でお店を見つけたか
電話・経路検索来店や予約を検討した人の数の目安
ウェブサイトのクリック・予約ホームページや予約ページへ進んだ人の数

これらの数値を前年同月と比べると、季節による変動を除いて効果を判断しやすくなります。あわせて、来店時に「何を見て来たか」をお客様に聞いて記録しておくと、Googleマップ経由の来店数を把握できます。

表示回数は増えているのに電話や経路検索が増えない場合は「選ばれる理由」が、表示回数自体が伸びない場合は「見つけてもらう対策」が不足していると考えられます。

当社が成果報酬型をやめた理由

フォーデザインも、以前は成果報酬型のMEO対策を提供していました。しかし、指定したキーワードで順位が上がっても、集客につながらないケースがあり、お客様の満足度を十分に高められませんでした。

この経験から、現在は順位ではなく来店を増やすことを目的に、Instagram連携、店舗ごとのサイテーション施策、口コミ返信の代行、毎月の定例ミーティングを組み合わせたサービスに切り替えています。(詳しくはMEOとインスタを組み合わせた集客をご覧ください)

実際に、他社のMEO対策から乗り換えた美容院では、上位表示できているキーワードがなく順位も不安定な状態から、3か月後に上位表示を獲得し、検索数が3.8倍に増えました。神保町のATSUMI食堂様では、上位店舗との数値の差を報告しながら業態に合ったサイテーション施策を進め、「Googleを見て」来店されるお客様が増えています。

業者を見直すべきサインと乗り換えの注意点

次のような状態が続いている場合は、業者の見直しを検討してもよいタイミングです。毎月のレポートは順位の一覧だけで、何をしたのか分からない。質問しても具体的な施策や媒体を教えてもらえない。プロフィールの更新や口コミ返信が止まっている。こうした状態では、費用に見合う成果は期待しにくいでしょう。

まずは現在の業者に、施策の内容と改善の方針を具体的に説明してもらい、その回答をもとに判断するのがおすすめです。分析や方針づくりから相談したい場合は、MEOコンサルティングという選択肢もあります。また、突然かかってくるMEOの営業電話で契約を決めてしまうのは避けましょう。

乗り換えの際は、まず契約書で解約の条件と違約金を確認します。次に、Googleビジネスプロフィールのオーナー権限が店舗側にあるかを確かめましょう。業者がオーナーのままだと、解約後にプロフィールを編集できなくなることがあります。

業者には管理者権限を付与し、オーナーは店舗が持つ形が安全です。業者選びの基準はMEO業者の選び方で詳しく解説しています。

MEO対策の効果に関するよくある質問

MEO対策の効果についてよくいただくご質問をまとめました。

順位が上がったのに来店が増えないのはなぜですか?

検索されていないキーワードで上位表示している、順位の計測地点が実際の検索場所とずれている、写真や口コミなど選ばれる理由が不足している、といった原因が考えられます。順位だけでなく、電話や経路検索の数を確認しましょう。

MEO対策をやめると順位は下がりますか?

すぐに大きく下がるとは限りませんが、更新が止まり、競合店が対策を続ければ、徐々に差は広がります。業者をやめる場合も、写真や投稿の更新、口コミ返信は店舗で続けることをおすすめします。

自分で対策しても効果は出ますか?

基本情報の整備、写真や投稿の更新、口コミ返信は自分でも十分に行えます。競合が多いエリアで上位を目指す場合や、何が足りないか分からない場合は、専門家の診断を受けるのも一つの方法です。Googleビジネスプロフィール自体は無料で使えます(グーグルマップの掲載料について)。(関連記事:MEO対策とは)

半年たっても効果が出ない場合はどうすればいいですか?

まずは対策キーワードの検索数、順位の計測地点、来店に近い数値の推移を確認しましょう。業者に依頼している場合は、毎月の施策内容と次の改善策を具体的に説明してもらい、それでも改善の見込みが立たなければ、第三者の診断を受けることをおすすめします。

まとめ:効果が出ないときは「中身」と「測り方」を見直す

MEO対策の効果が出ない原因の多くは、検索されないキーワードでの対策、実態とずれた順位計測、順位だけを見る評価、口コミや更新の放置、競合分析の不足にあります。まずはチェックリストで現状を確認し、来店に近い数値で成果を判断するようにしましょう。それでも改善しない場合は、対策の中身を説明してくれる業者への見直しも検討してください。業種ごとの対策のポイントは、美容室のMEO対策、飲食店のMEO対策、クリニックのMEO対策、訪日客向けのインバウンドMEOでも解説しています。

フォーデザインでは、他社のMEO対策を利用中の店舗の現状診断も行っています。「今の対策で合っているのか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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