2024年版【初心者・中級者向け】オウンドメディアを学べる参考本16選!を紹介

2023年版【初心者・中級者向け】オウンドメディアを学べる参考本16選!を紹介

オウンドメディアについて調べる方法はさまざまあります。インターネットで検索したり、参考書を購入して勉強したりする方が多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、オウンドメディアを学ぶために参考にしやすい本を『初心者』『中級者』向けにまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

【初心者向け】参考にしやすいオウンドメディアの本

オウンドメディアに関する書物は、多数出版されているためどの本を購入したら良いか迷ってしまいます。

初心者向けにオウンドメディアをこれから学びたい方のための本を紹介します。

オウンドメディアのやさしい教科書。 ブランド力・業績を向上させるための戦略・制作・改善メソッド

オウンドメディアのやさしい教科書。 ブランド力・業績を向上させるための戦略・制作・改善メソッド』は、ディーエムソリューションズ株式会社でデジタルマーケティングを手掛けている山口耕平氏と、徳井ちひろ氏が共同で制作した一冊です。

有名なオウンドメディアを運営している方に取材や調査を実施して、そのノウハウをまとめ、マーケティングの基本を示した内容となっています。

特に文房具やオフィス用品などの製品で有名な『コクヨ』や、働き方を刷新するDXサービスの企画/開発/販売を行っている『SanSan』など、成功しているマーケティングの事例を具体的に列挙した内容になっています。

オウンドメディアの基本から実例までと、オウンドメディアに関する事柄を幅広く扱っていて、素人でも学びやすい本になっています。

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書』は、Webアナリストとして、マイクロソフト/Amazonジャパン/リクルートなどでの勤務経験がある小川卓氏の一冊です。

その豊富な実務経験を活かして、全国で累計350回以上の講演も行っています。

このオウンドメディア本から学べることは大きく分けて以下の通りです。

・オウンドメディアの改善点の見つけかた
・市場の分析結果からPDCAサイクルを回せる具体例
・Googleアナリティクスの使い方

以上のような事項が網羅的に説明しており、オウンドメディアの運営に関わるデータ計測と、その改善について学ぶことができます。

検索エンジンからの検索や効果的なメールマガジン/ランディングページの作成の仕方など、項目別にどのような分析をすればよいかが分かりやすく説明されており、これからオウンドメディアを学びたい方に最適な本になります。

エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書

エピック・コンテンツマーケティング 顧客を呼び込む最強コンテンツの教科書』は、コンテンツマーケティング戦略の第一人者であるピュリッジ・ジョーが著者です。

顧客が求めるコンテンツはどのようなものか、オウンドメディアをどのように制作/配信すればよいか、こちら側が求めているユーザーにどうやって効率良く/商品やサービスをアピールすべきかなど、コンテンツマーケティングの一連の流れを学べる一冊となっています。

これからコンテンツマーケティングを始めようとしている方にもおすすめできる上に、実践的なテクニックも掲載されているので、オウンドメディア制作に関してある程度経験がある方にもおすすめできる専門書です。

オウンドメディアのつくりかた – 「自分たちでつくる」ためのメディア運営

オウンドメディアのつくりかた – 「自分たちでつくる」ためのメディア運営』は、Engadget日本版、アイティメディア(誠Biz.ID)をはじめ、数々のメディアを手掛けてきた鷹木創氏が執筆したものです。

自社でオウンドメディアを制作し、ユーザーに喜ばれるメディアをどうやって創作するべきかを現場目線のノウハウを示した内容になっています。

また『そもそもオウンドメディアとは何か』『メディアとは何か』というかなり初歩的な項目についても丁寧に触れており、オウンドメディアを制作した経験が浅い方にもおすすめできます。

オウンドメディアを活用した各社の事例も掲載されており、オウンドメディアの原点に立ち返り学ぶことができます。

これからオウンドメディアを制作しようと考えている人や、実際にオウンドメディアを制作したけど、思うように集客や新規顧客の獲得に繋がっていないと悩んでいる方にとって、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り』オウンドメディア関連の本をいろいろ読んだけど『うまく理解できない』『思うようにオウンドメディアを制作/運営ができない』という経験がある方に向けた本となっています。

本のコンセプトは『絶対に挫折しない』です。

業界の第一人者である宗像 淳氏/亀山 將氏の共著で、初心者に向けたコンテンツマーケティングの概要を理解できる『いちばんやさしい教本』シリーズの解説本になります。

商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる

商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる』では、コンテンツマーケティングの本質を捉えた一冊となっています。

自分が運営しているオウンドメディアを『いかにユーザーに見つけてもらうか』という方法論を中心とした内容。

コンテンツマーケティングの初心者にとって、ためになる一冊です。

Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書

Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書』は、実際に現場で利用できるマーケティングの情報を網羅した一冊になっています。

オウンドメディアの運営にあたって『コンテンツマーケティングとは何か』『オウンドメディアの始め方』『コンテンツの制作方法の初歩』について論じており、基本的な情報を読み込みたい方に向いている本となっています。

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション』は、たくさんのインフルエンサーからも注目されている松尾茂起氏が制作した本です。いわずと知れたWebマーケティングが学べる、オウンドメディアのバイブルとして支持されている一冊。

架空のオーダーメイド家具会社が舞台となる漫画形式の内容になっており、活字が主体となる本が苦手という方でも学びやすい点が特徴です。

KPI・目標必達のコンテンツマーケティング 成功の最新メソッド

KPI・目標必達のコンテンツマーケティング 成功の最新メソッド』は、コンテンツマーケティングの実践的なノウハウを、オウンドメディアを立ち上げてから運営までの流れに沿って、解説したオウンドメディアの本です。

これからオウンドメディアを制作しようとしているけど『コンテンツマーケティングの基本が分からない』という方におすすめです。

オウンドメディアコミュニケーション 成功の法則21

オウンドメディアコミュニケーション 成功の法則21』は、オウンドメディアを始めるにあたって、必要な基礎情報を幅広く網羅した万能的なオウンドメディア本です。

広報宣伝担当者/経営企画担当者など広告業界に関わる方、全ての人が参考にできる必読本となっています。

多くの企業が課題としているマーケター不足やインターネットに詳しくない社員が担当に当てられることの多い大企業など、人材的問題の背景から『学ぶべきノウハウ』がまとめられているのが特徴です。

オウンドメディア中級者以上向けの本

前述した初心者向けの本より、コンテンツマーケティングについての知識を深めたいという方におすすめできる本を紹介します。

オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング

オウンドメディアで成功するための戦略的コンテンツマーケティング』は、オウンドメディアを利用した事業戦略としてのコンテンツマーケティングの位置づけを示し、実際の事例やコンテンツマーケティングのデータを幅広く明確化している本です。

コンテンツマーケティングの初心者向けというよりは、『マーケティングチームをまとめる』『マネージャーレベル向け』に執筆された本になります。

できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88

できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88』は、WEBマーケティングやコンテンツ制作、SEOコンサルティングの分野で豊富な経験値のある敷田 憲司氏/岡崎 良徳氏/岸 智志氏/納見 健悟氏が共同で制作した本です。

コンテンツマーケティングを担当する方に向けて、コンテンツマーケティングのノウハウやより具体的な事例などを交えた構成になっています。
現状の課題に直面している中級者の方などに求められるであろう情報をまとめた一冊です。

BtoB企業のためのマーケティングコンテンツ制作ガイド

BtoB企業のためのマーケティングコンテンツ制作ガイド』の著者は、株式会社Red Comet Management 代表取締役CEOでありBtoB企業に特化した販促、マーケティングコンテンツ受託制作に15年にわたり携わってきた宮﨑晃彦氏になります。

さまざまな業種や大手から小企業までの幅広いオウンドメディア制作のコンサルタントに携わってきた実績から、課題の洗い出しからその解決策までを具体的にまとめた一冊。

コンテンツマーケティングの中級者にとどまらず、初心者の方にも理解できるような内容になっています。

コトラーのマーケティングコンセプト

コトラーのマーケティングコンセプト』は、コンテンツマーケティングの進め方や具体的なノウハウよりも、コンテンツマーケティングで重要となる内容を全体的に示した本になっています。

その思考方法やコンテンツマーケティングに必要となるコンセプトを学びたい方におすすめです。

コンテンツマーケティングの本質が、まんべんなく記されているためコンテンツマーケティング以外の分野にも応用ができます。

~編集者のように考えよう~ コンテンツマーケティング27の極意

~編集者のように考えよう~ コンテンツマーケティング27の極意』の著者は、コンテンツマーケティングやメディア、コンテンツ戦略の専門家として世界的に知られているリーフ・レベッカ氏です。

リーフ・レベッカ氏は7年間に渡ってClickzn Networkのバイスプレジデント兼編集長に関わり、検索エンジンマーケティングに関する専門家向けサイトSeach Engine Watchを運営した経歴を持っています。

またSiegel+Galeをはじめとする戦略的eサービスのコンサルタント会社のほか、Universal Television/Networks Group/BertelsmannのRTL Televisionといった企業でも役員を務めていた経験があり、コンテンツマーケティングのプロと呼ぶに相応しい方といえます。

米国におけるコンテンツマーケティングの概要や、コンテンツチャンネルの一長一短が取りまとめられており『コンテンツマーケティングに関する思考へと転換したい』と考えている方向けの一冊となっています。

インバウンド・マーケティング

インバウンド・マーケティング 』は、ハリガン・ブライアン/シェア・ダーメッシュによる共同作品です。ハリガン・ブライアン氏は、マーケティングソフトウエア開発ベンチャー企業ハブスポット社共同創業者、同社CEOを経験。

有力ベンチャーキャピタルにてキャピタリストとして経験を積み、複数の企業でマーケティング担当役員を歴任しています。

またシェア・ダーメッシュ氏はハブスポット社共同創業者、同社CTOを経験しております。
CTOという肩書はあまり耳にすることはありませんが、Chief Technology Officerを略した言葉で、日本語で最高技術責任者を指します。 技術部門の総責任者/担当役員などのことを意味します。

シェア・ダーメッシュ氏は、起業家兼エンジェル投資家でもあり、全米トップランク入りしたブログ・オンスタートアップの運営者です。

本書では、マス・マーケティングはすでに終焉を迎えており、大金を支払って広告宣伝を打ち出す時代ではないことを指南しており、オウンドメディアを主体としたコンテンツマーケティングが主流になることを示しています。

自社のサービスや商品を消費者に宣伝するのではなく、消費者に『見つけ出される』仕組み作りが重要であると訴えています。

この本では、消費者に『見つけ出してもらう』ための、ノウハウや情報を提示しており、お金でなく、知恵を振り絞って効果的なコンテンツマーケティングを実行することを紐といている一冊です。

まとめ

本記事では、初心者/中級者向けのオウンドメディアについて学べる本を紹介しました。

オウンドメディアについて学べる本はさまざまありますが、読者のレベルに適した本を選ぶことで、より効率的にオウンドメディアを学ぶことにつながります。

今回、紹介できなかった参考書もあります。これから『オウンドメディアについて学びたい』『参考書を探している方』であれば、数ある本を手に取り、自分に合う本を参考にするようにしましょう。