オウンドメディアの運用は、企業が自社で保有するメディアを指します。コーポレートサイトやブログメディアなどが該当し、製品やサービスの認知/継続的な集客効果/広告費の抑制といったメリットが得られる一方で、制作するためには時間がかかりコンテンツ制作のノウハウやSEOに関する知識も必要です。
難易度が高い点がデメリットとなりますが、運用代行会社に依頼をすればさまざまな支援を受けられます。そこで本記事では、オウンドメディア運用代行を依頼する際の業務範囲や気になる費用について解説とおすすめのオウンドメディア運用代行会社を紹介します。
オウンドメディア運用代行の業務範囲は?
オウンドメディアの運用代行会社では、主に6つの業務の一部またはすべてを支援していることが一般的です。
- メディア構築
- 調査や戦略設計
- 企画や制作
- メディア運用
- 分析や改善
自社で対応する業務や、依頼するべき業務を整理しておくことで適した代行会社を選びやすくなります。
メディア構築
オウンドメディアを運営していない企業や更新していない企業のために、メディア構築から請け負ってくれます。具体的にはホームページの制作やコラムの立ち上げ、既存サイトの作り直しなどが当たります。
いくら良い記事をアップしたりコンテンツを整えたりしても、サイトそのものの設計(UI/UX)に不足があればメディアとして目的を達成できません。
ユーザーにとって見やすいサイトであるか、検索エンジンから評価されるサイトであるかが重要なポイントです。
調査/戦略設計
有効なオウンドメディアを作るためには、マーケット調査や戦略設計を念入りに行う必要があります。
競合サイトの情報を集めて相場を把握したり、競合が獲得しているキーワードを洗い出したりなど、注目度の高いメディアを見て参考にしたり情報を集めましょう。トレンドは日々変化するため、できるだけ最新情報を中心に集めていくことをおすすめします。
その上で、オウンドメディアを運用するための目標/目標数値/コンセプトなどを決め、戦略的に共通認識を定めることでクオリティの変わらないコンテンツの運用につながります。
オウンドメディア企画/制作
メディアの構築ができたら実際にどういったコンテンツを発信するのかなどコンテンツ制作に入ります。
たとえばコラムを運用する場合、次のような項目を決めていきます。
- ペルソナ設定
- キーワードの選定
- 記事の投稿/更新頻度
- ライターの選定
- 検収作業
自社で記事を制作する/運用代行会社に依頼する場合で納品までのフローが異なります。いくら良い内容の記事が制作できても、検索結果の上位に表示されない場合、コンテンツへの流入は見込めません。
運用代行会社に依頼することで一定のクオリティを確保できるため、自社にノウハウが不足している場合は外部に委託することをおすすめします。
メディア運用
オウンドメディアの運用業務だけを依頼することもできます。企画やコンテンツの内容はあらかじめルールを決めておき、テーマに沿った内容を定期更新してもらいます。
オウンドメディアの運用を自社で行う場合、失敗するケースで多い原因が『継続して更新できない』点です。
人的リソースが不足していたり、業務過多により定期更新ができていなかったりという企業は、運用だけを外部に委託することも可能です。
分析/改善
オウンドメディアの効果を分析/改善することも、運用代行会社の業務範囲です。
オウンドメディアは、掲載をはじめてすぐに効果が出るわけではありません。緩い曲線を描くようにじわじわと効果が出るケースが多く、数値分析やリライト作業/更新といった改善を繰り返す必要があります。
運用代行会社は多くの実績を重ねているため数値を見ればどこに課題があるかすぐに判断してもらえます。メディアの流入数や記事のクリック率/直帰率や滞在時間などをもとに、改善案の依頼をするのも1つの手段です。
必要に応じて記事のリライトやサイトの再構築を、お願いすることで課題の改善につなげやすくなります。
オウンドメディア運用代行の費用相場
オウンドメディアの運用代行にかかる費用は、依頼する範囲によって異なります。費用相場を表にまとめたのでチェックしてみてください。
依頼する範囲 | 費用相場 |
保守管理や維持の依頼 | 約5万円 |
簡単なレポートやアドバイスの依頼 | 約5~20万円 |
本格的なオウンドメディアの運用支援 | 20万円以上 |
ソフトウェアの更新やセキュリティチェック/バグの修正といった保守や維持のみを依頼する場合は、数万円ほどの費用で依頼が可能です。
ただし、オウンドメディアに掲載する記事は自分たちで用意しなければいけません。記事作成も代行する場合は、そのほかに1記事数千円から数万円ほどの費用がかかります。
記事の制作やアクセス解析など運用面におけるアドバイスも欲しい場合は、20万円以上かかる可能性が高いので、どの程度の予算が必要になるのかあらかじめ確認が必要です。
オウンドメディア運用代行を利用するメリット
オウンドメディアの運用代行サービスを導入したときのメリットは、2つあります。
- リソース不足が解決できる
- 成功ノウハウを学べる
それぞれのメリットについて、最大限享受できるよう事前に把握しておきましょう。
リソース不足が解決できる
1つ目のメリットは、人的リソースの解消です。オウンドメディアの運用には、更新する専門スタッフだけではなく、SEOライティングが可能なライターや管理を行うディレクター/Webマーケターやデザイナーといった各業務のプロフェッショナルが必要です。
自社で人材を集めるとなれば時間もコストもかかってしまいます。運用代行サービスを依頼することで人的リソースを解消することでき、本来注力したい業務や骨子となる戦略設計だけを自社で担うことが可能です。
マニュアルがあればできるような反復作業だけ外部に依頼するだけでも、自社スタッフの業務負担の軽減につながります。
成功ノウハウを学べる
2つ目のメリットは、既存スタッフにオウンドメディア運用の経験がない場合であっても、プロの成功ノウハウを盗むことができる点です。
運用代行は長期契約が基本になります。そのため、契約中にどのような方法で運用していくか学ぶことができ、多くのノウハウを吸収することが可能です。
たとえば数値が良くないときに『どんなポイントを見て改善したら良いか』『改善案はどういう観点で考えたら良いか』など自社で気づかないポイントの助言がもらえます。
運用代行サービスを利用している最中は丸投げせずに、積極的にノウハウを学ぼうとする姿勢が重要です。
伴走型コンサルティングとは?
フォーデザインでは、競合との差別化やメディア運営などさまざまなクライアントの課題を解決する伴走型のコンサルティングを行っています。
たとえば企業には営業部やカスタマーサクセスのように部署が存在しますが、当社はクライアント企業内のマーケティング部のイメージ。
クライアントのビジネスを一番理解しているのはクライアント企業であるため、当社では課題に対して必要なプロ人材のアサインを行い、それぞれの強みを活かしてプロジェクト推進を行うことが成功への近道であると考えています。
オウンドメディア運用代行会社を選ぶ際の注意点
数あるオウンドメディアの運用代行会社の中から、どのように選べば良いのでしょうか。運用代行会社を比較する際に注意する6つのポイントを解説します。
- 見積もりの項目は明確であるか
- 費用対効果が見込めるか
- 強みや得意分野が自社にマッチしているか
- それぞれの専門家がいるか
- 自社の業界への理解はあるか
- コミュニケーションの方法や頻度は多いか
見積もりの項目は明瞭であるか
1つ目の注意点は、提出された見積書の内訳がはっきりしているかという点です。
たとえば、明細が『オウンドメディア運用代行費用』とまとめられるケースがあります。しかし、オウンドメディアの制作も『オリジナルサイトを制作してくれるのか』『テンプレートサイトなのか』では大きく見え方が異なります。
『こんなメディアを作りたい』という期待が大きいほどギャップが生まれやすいといえます。
見積もりをもらうタイミングで詳しく業務内容がわかるように内訳を記載してもらうか、説明をしてもらい双方での相違がないことを確認することが必要です。
費用対効果が見込めるか
次に、費用対効果のバランスを確認します。
なるべく費用を抑えて依頼したいという気持ちはわかりますが、サービス内容が乏しければ効果は出ない可能性が高いといえます。
極端に安価なサービスを依頼し、効果が出ないから『運用代行は良くないサービス』と決めつけてしまうことです。
中途半端に安いサービスを選ぶよりも、きちんと予算を確保して自社のニーズに合わせた会社を選ぶことが結果につながる近道といえます。
強みや得意分野が自社にマッチしているか
オウンドメディアの運用代行会社はそれぞれ特色があるという点も注意しなければいけません。
大手企業を相手にボリュームのある運用代行を得意としている会社や、オリジナルコンテンツを一から立ち上げるのが得意な会社など、会社によって強みや特徴は異なります。
たとえば『自社にノウハウがない』場合は、企業といっしょに伴走してくれる運用代行会社や『コンテンツの投下を強化したい』場合は、コンテンツ制作を強化してくれる会社といったように得意分野を踏まえて比較するのがおすすめです。
それぞれの専門家がいるか
4つ目は、専門家が在籍しているかという点です。オウンドメディアの運用で効果を出すためには、さまざまな専門知識が必要です。
またトレンドの移り変わりも早く、常にフレッシュな情報を仕入れていかなければ効果が出るまで時間を費やしてしまいます。
会社によっては素人のライターに外注しているケースもあります。クリエイターやWebマーケター/Webライターやマーケティングエンジニアなどの専門家が在籍しているかチェックしてから依頼することがおすすめです。
自社の業界への理解はあるか
自社の業界について運用会社がどの程度理解しているかという点も重要です。業界に特化した知識や用語などは、コンテンツを制作する上で大きく影響します。
たとえば業界を知らない担当者の場合、ユーザーの心理を把握できずクオリティの低いコンテンツが納品されることがあります。
業界専門の運用代行会社や、自社と類似業界の実績が多い運用会社を選ぶと、ミスマッチを軽減できます。ホームページに掲載されていなくても、事前に事例があるか確認してみることがおすすめです。
もし専門的な知識が必要な会社であれば打ち合わせの際に担当者が理解できるよう『資料をまとめたり』『業界知識を積極的に共有したり』円滑にコミュニケーションが取れるのかを確認することが重要です。
コミュニケーションの方法や頻度は多いか
最後は、運用代行会社と自社のコミュニケーションがスムーズかという点です。
前述でも述べましたが、円滑にコミュニケーションができるのかは運用後に大きく関係します。レスポンスが異常に遅かったり、返信漏れが頻発したりといった会社は作業に遅れが発生するためおすすめできません。
ストレスなくやり取りができる相性の良い会社を探すことをおすすめします。
また運用中に『何をしているかわからない』という状態になりやすいのも運用代行での盲点です。そのため定期報告をもらえるようなスケジュールを事前にすり合わせることが大切です。
おすすめのオウンドメディア運用代行会社20選
ここからは、オウンドメディアの運用代行を担っている会社を20社紹介します。依頼する会社選びで悩んでいる方は、参考にしてみてください。まずは、紹介する運用代行会社の特徴と費用を一覧でご覧ください。
運用代行会社名 | 特徴 | 費用 |
フォーデザイン株式会社 | ・柔軟なマーケティング支援の実施
・競合サイト分析、キーワード抽出による最適なUI設計 ・予算に合わせたサーバー選定 ・SEO歴20年のプロによる記事制作 |
要問い合わせ |
株式会社ZERO | ・Web制作の中でもランディングページ制作が得意
・各分野のプロフェッショナルが連携してサポートを実施 |
・オウンドメディア構築:50万円~
・記事代行:40万円~ ・別途初期費用あり |
株式会社MOLTS | ・それぞれの領域を専門とするプロフェッショナルによる支援
・フルカスタマイズでの支援 |
・アドバイザー支援:月額40万円~
・コンサルティング/インハウス化支援:月額40万円~ ・運用および施策代行支援:最低年間予算1,000万円~ |
株式会社Hub Works | ・業界最安値クラスでの運用
・サイト構築から運用まで対応 ・記事や動画、マンガの制作にも対応 |
・サイト制作のみ:50万円前後
・デザイン/ページ:10万円前後 ・コンテンツ制作/記事:5万円~ |
XINOBIX株式会社 | ・オウンドメディアに特化した支援会社
・売上や利益に結びつくオウンドメディア戦略の設計 |
要問い合わせ |
株式会社ニュートラルワークス | ・成果につながるキーワードでの上位表示を目的とした改善の実施
・記事作成代行やLP制作、SNS広告などの幅広い支援の提供 |
・月30万円~ |
株式会社PLAN-B | ・成果に直結する運用支援の実施
・SEOで効果のあるコンテンツの作成 ・取材記事やオリジナル画像撮影にも対応 |
・サイト構築:120万円~
・記事制作:30万円/6本 ・記事投稿代行(運用支援):7,500円/1本 ・レポート提出:10万円/回 ・パックプラン:月35万円 |
ナイル株式会社 | ・オウンドメディアの立ち上げから運用までを総合的に支援
・マーケティングやコンテンツ、SEOの専門家集団による支援 ・特性に合わせた支援の実施 |
要問い合わせ |
株式会社LUCY | ・サイト制作、戦略設計、記事執筆に対応
・開始4か月で100万PVを実現 ・バス部のノウハウを無料で手に入れることが可能 |
要問い合わせ |
FORCE-R株式会社 | ・専門コンサルタントが事業の一員として専属
・内製化を見据えた運用 |
・月額数十万~数百万
(詳細は要問い合わせ) |
株式会社LANY | ・課題抽出から施策立案、施策実装までをトータルサポート
・領域ごとに経験豊富なコンサルタントが在籍し、サービスを提供 |
・コンテンツサイト:月額60万円~ |
株式会社LIG | ・LIGブログのノウハウを惜しみなく還元
・メディア立ち上げ後も徹底したサポートあり |
・ベーシックプラン:300万円~
・プレミアムプラン:800万円~ |
CROCO株式会社 | ・認定制度によるライターの管理
・幅広いコンテンツ制作が可能 ・取材やインタビューの代行も可能 |
要問い合わせ |
有限会社ノオト | ・企画/設計やコンテンツ作り、日々の更新/運営を幅広くサポート
・ソーシャルメディアの更新/運営/管理も実施 |
・インタビュー記事1本:25万円
・オウンドメディアコンテンツ制作:約250万円(4,000字の記事を週に2~3回。月10本程度) ・詳細は要問い合わせ |
株式会社イノーバ | ・日本におけるコンテンツマーケティングの第一人者による会社
・継続率85%超えの高い評価 ・BtoBコンテンツマーケティングを得意とする会社 |
要問い合わせ |
テクロ株式会社 | ・立ち上げから記事制作までをトータルで支援
・開始1年で144万PVを実現した実績あり ・大企業から中堅企業の実績多数 |
要問い合わせ |
ディレクターバンク株式会社 | ・必要となるサポートをワンストップで提供
・300人を超える人材の中からオウンドメディア企画ディレクターを選出 |
・記事制作4本(1万字まで):20万円 |
株式会社メンバーズ | ・顧客ごとに専任チームを結成してサポートを実施
・Webサイトやソーシャルメディアのデジタルマーケティング運用人材の提供 |
要問い合わせ |
株式会社グラッドキューブ | ・広告運用のノウハウを活かしたWebサイトの制作や運用の実施
・専門家が売上アップを最大限にサポート |
要問い合わせ |
株式会社ライトアップ | ・業界やテーマに合わせてCMSを選定
・アクセスログを分析した改善提案の実施 |
要問い合わせ |
フォーデザイン株式会社
オウンドメディアの立ち上げや運用をはじめ、BtoBビジネスに特化したコンサルティング、SNSでの広告運用代行、記事制作代行やSEO、フォームセールスなど、企業それぞれの課題に合わせて必要なサービスのみをプロに依頼できるのがフォーデザイン株式会社です。所属しているスタッフはWebマーケティングを一定期間経験した実績を持ち、幅広い知識を有している人材ばかりです。培った経験をもとに課題解決案を提案してくれます。
オウンドメディアの立ち上げ代行では、競合サイト分析やキーワード抽出により最適なUI設計を実施し、予算に合わせたサーバー選定も可能です。コンテンツ運用も実施してくれるため、立ち上げから運用までトータルでサポートしてもらえます。
株式会社ZERO
集客に強いコンテンツ制作とサイト設計に力を入れている会社です。オウンドメディアの運用では、確かな成果を生み出すために全記事に対する分析を徹底し、細かく運用を行っていきます。ZERO Laboと呼ばれる自社オウンドメディアを運営しており、そこで得られたノウハウを企業に還元する仕組みです。
また、実施して売上に貢献しているかを検証するためにも、PDCAを回していけるツールの導入や外部のレポーティングサービスを利用するなどして効果測定分析を実施しています。オウンドメディアの運用実績はこれまでに34社、記事作成数は月間1,200記事です。ランディングページの制作実績も300社を突破しているため、多数の実績を持つ信頼できる会社といえます。
株式会社MOLTS
成果を最大化することを目的にオウンドメディアに関する総合的な支援を展開してくれる会社です。新規立ち上げだけではなく、既存メディアの運用改善や体制の見直し、戦略の立案や構築、運用代行やインハウス化支援など、幅広い施策をサポートしてくれます。
株式会社MOLTSは、業界歴7年~15年のプロフェッショナルからなる会社です。パッケージでの支援を禁止しており、相談した内容に応じて企業ごとに最適な支援内容をフルカスタマイズする点が大きな特徴となっています。半年でリード数が10倍以上、受注率も3倍増など、マーケティング施策が急成長を遂げた実績も持つ会社です。
株式会社Hub Works
株式会社Hub Worksは、業界の中でも最安値クラスのオウンドメディア構築や運用を実施している会社で、比較サイトやポータルサイトの構築も実施しています。企業のマーケティング支援を幅広く提供しており、記事構成をはじめ、ライティングや校閲、画像選定や記事入稿作業代行までトータルでサポートし、コンテンツ制作は仕組み化することでスピーディーな作成が可能です。
記事作成代行では、ビジネス課題を解決できる情報を訴求するため、500人以上も存在するライターネットワークで専門領域に沿ったコンテンツの作成を高品質で実施してくれます。業種や業界を問わず、幅広い導入実績のある会社です。
XINOBIX株式会社
XINOBIX株式会社は、オウンドメディア支援に特化した会社で、依頼企業の事業を伸ばすためにオウンドメディアの戦略設計からコンバージョン率改善までトータルで支援してくれます。自社メディアをはじめ、これまでに50サイト近いオウンドメディアと関わってきた会社です。その中で培ったエッセンスを抽出してノウハウを活かしながらサポートを行ってくれます。
- 売上や利益に結びつく戦略の設計
- 企業の強みを活かしたコンテンツ企画
- 顧客に寄り添った併走型支援
以上の3つを大切にし、成果につながる運用を実施することで満足のいく結果を獲得できるでしょう。毎月成果を振り返るレポーティングも実施されるので、現状の課題に合わせた対策を実行することが可能です。
株式会社ニュートラルワークス
株式会社ニュートラルワークスでは、リード獲得を目的としたオウンドメディアの制作や構築を行っています。制作から運用改善までワンストップで構築しており、2020年から運用している自社オウンドメディアのノウハウをもとにして成功へと導く仕組みです。オウンドメディア制作の対応領域は以下のとおりとなっています。
- Webサイト構築
- 被リンク運用代行
- Webサイト改善
- ホワイトペーパー制作代行
- 記事作成代行
- Hubspot導入/運用支援
湘南/茅ヶ崎を拠点に活動を行っている会社ですが、基本的にオンライン会議での対応が可能なので、対応エリアは全国です。
株式会社PLAN-B
成果に直結するオウンドメディア運用支援サービスを実施する会社で、目的を達成するために各領域のプロフェッショナルが戦略を設計していきます。マクロ環境分析/自社分析/市場分析/競合分析など、各種分析を行ってから自社の立ち位置や課題を明確にすることで、具体的な施策展開が可能です。主なサービス内容は以下のとおりです。
- SEOコンサルティング
- コンテンツライティング
- 広告、プロモーション支援
- Webサイト制作
- コンテンツマーケティング支援
オウンドメディアにつながるマーケティング支援も幅広く展開しています。SEOコンサルティングに関しては累計5,000社以上もの取引実績を有しており、オウンドメディアに関しては、月間リード数最大800件の実績を誇る会社です。
ナイル株式会社
ナイル株式会社では、売上を増やすためにさまざまなWebコンサルティングサービスを実施しています。コンテンツに関するサービスは以下のとおりです。
- オウンドメディアの構築、運用支援
- コンテンツ、記事制作代行
- コンテンツマーケティング支援
- ホワイトペーパー制作代行
- オウンドメディアリクルーティング支援
- ランディングページ制作サービス
幅広い支援を行っているので、解決したい内容に合わせてサービスを選べます。オウンドメディアの運用においては、成果が出ないことや運用体制、更新サイクル、ノウハウのなさなど、さまざまな悩みがあるはずです。
そんな悩みをすべて解決できるよう、マーケティングやコンテンツ、SEOの専門家が多数在籍しています。取材やインタビュー、企業タイアップの支援も行っているので、悩みに合わせて活用を検討してみてください。
株式会社LUCY
中長期的安定SEOと爆発的な集客力が評価されているメディアを運営しているのが株式会社LUCYです。『バズ部式コピーライティング』を提唱しており、Webマーケティング業界でも注目を集めています。
これまでに、開始わずか4か月というスピードで100万PVを実現した経験があり、記事代行サービスにおいても1記事平均月5,436PVを獲得するなど、確かな実績を持つ会社です。バズ部式コンテンツマーケティングの導入実績は400社を突破しています。
記事執筆代行では、バズ部独自の認定ライター基準制度があり、3時間以上の研修や毎週実施されるマンツーマンの指導を重ねたライターのみがサポートする仕組みです。プロともいえる技量を持った人材による執筆なので、効果的な記事作成が期待できるでしょう。
FORCE-R株式会社
Web施策に関するノウハウや社内リソースのない企業向けにWeb戦略設計から実行まで一貫してサービスを実施している会社です。オウンドメディアに関しては、メディアを持つ目的を明確化させ、顧客に合わせた適切な提案を行ってくれます。FORCE-R株式会社が指定する条件をクリアした者のみをコンサルタントとして起用し、ディレクターやライター、コーダーやデザイナーなど、組織体制を整えてサービスを実施する仕組みです。
顧客とは密な連携を大切にしており、不安や疑問があれば相談し、解決できます。また、FORCE-R株式会社では最終的に自社でオウンドメディアの運用を実施することを目的としており、内製化を見据えた運用を目指しているので、ノウハウの蓄積が可能です。
株式会社LANY
運用するリソースがない、成果が出ない、知見が乏しいといった悩みのある企業でも、株式会社LANYのサポートがあれば、オウンドメディアの運用も手軽に行えます。メディア改善チームによる課題抽出から施策立案、施策実装までトータルでのサポートが可能です。サイトのタイプや領域ごとに経験豊富なコンサルタントがついてくれるので、知見や事例をもとにした高品質なサービスを提供してくれます。
また、定期的にセミナーも開催されているので、ノウハウの蓄積が可能です。オウンドメディアの運営メソッドや勝ち筋など、役立つ情報が満載なので参加を検討してみましょう。
ブログでもSEOについて学べるので、オウンドメディアの運営で活用することが可能です。知識を増やしたい企業にもおすすめのサービスです。
株式会社LIG
株式会社LIGでは、『LIGブログ』と呼ばれる自社オウンドメディアの運営を2007年から実施し、多くのノウハウを蓄積しています。そこで培った知識や経験を惜しみなく還元し、SEOに強いサイトの構築をはじめ、更新しやすいCMSの実装など、さまざまなサービスを提供しているのが特徴です。
メディア立ち上げ後もサポートを実施しており、PVやCVを伸ばせるような記事制作の代行も行っています。コンテンツ制作では、企業の担当者が記事を執筆できるように編集体制の構築や記事作成支援を実施し、月に1度の回数で検証や確認も実施される仕組みです。内製化支援講習会も実施しているため、ノウハウの蓄積を考えているなら一度相談してみましょう。
CROCO株式会社
コンテンツソリューションプロバイダとして、コンテンツマーケティングに関するさまざまな悩みを解決できる会社です。マーケティングソリューションでは、オウンドメディアの新規立ち上げをはじめ、運用代行やSEOコンサルティング、社内編集部構築サポートなど、総合的なサポートを提供しています。
また、コンテンツマーケティングの実践や編集、執筆をするにあたり、実務レベルで役立つWebサービスの活用も可能です。検索ニーズの把握や記事テーマ選びで活用できるキーワード分析ツール、テキストコンテンツの著作権保護やコピペや類似テキストを検出するツールなどがあるので、自由に活用できます。
ライティングソリューションでは、取材やインタビュー記事の作成、専門家や有資格者のアサインなど、幅広いサービスを提供しているので、悩みや目的に応じてサポートしてもらえるでしょう。
有限会社ノオト
有限会社ノオトは、オウンドメディアを中心に、Webメディアや紙媒体のコンテンツ企画や編集、原稿の執筆や運営などを手掛ける会社です。提供しているサービスを大きく分けると、コンテンツ制作とソーシャルメディアの運営の2種類があります。そのため、オウンドメディアでコンテンツを公開し、SNSを活用して多くのユーザーに情報を届けることが可能です。
また、有限会社ノオトではコンテンツ制作すべてのプロセスに対応しています。目的に合わせた企画を立案し、最適化した質の高いコンテンツの制作が可能です。取材やインタビューも実施しており、著名人やアーティストのブッキングも行っています。
株式会社イノーバ
日本でのコンテンツマーケティング第一人者でもある代表が設立した会社です。自社サイトによって毎月500~700件のCVを獲得している実績があり、そのノウハウを詰め込んだ成果を生み出す戦略設計を行ってくれます。
BtoBウェブサイト診断/改善提案では、BtoBマーケティングの観点からイノーバが企業のWebサイトを診断し、改善ポイントをまとめてレポートにて提供してくれます。ホワイトペーパーやメルマガの文面作成依頼も可能となっているので、悩みに合わせてサポートの依頼を検討してみてください。
テクロ株式会社
BtoBに特化したオウンドメディア運用の代行サービスを行っている会社です。立ち上げから運用までを一括代行しており、記事コンテンツの制作やホワイトペーパーの作成、SEO対策やキーワード選定も行っています。記事作成では月に10本の記事を制作し、企画から作成、最終チェックまですべてのサービスをテクロ株式会社に任せることが可能です。
これまでに多くの企業をサポートしてきた実績があり、PV数が26倍、資料のダウンロード数が数百件増加するなど、多くの企業の悩みを解決に導いた経験があります。自社でオウンドメディアを運用するとなれば多くの時間をかける必要がありますが、テクロ株式会社に依頼をすれば運用時間の約98%を削減できるので、人材不足やノウハウ不足に悩む企業に役立つ会社です。
ディレクターバンク株式会社
ディレクターバンク株式会社には、300人を超えるWebのプロフェッショナル人材ネットワークの中から、企業に合わせたオウンドメディアディレクターを選任してくれます。記事の作成だけではなく、オウンドメディア運用に必要なSEO分析やWebサイト改修、集客プロモーション運用も支援可能です。プロジェクトの進捗に合わせて支援体制の追加や変更が行われるので、目的に応じて適切なサポートが実施されます。
作成する記事には、オリジナル画像の追加も可能です。必要に応じてグラフィックデザイナーもアサインしてくれるので、柔軟性に富んだサポートをしてもらえます。
株式会社メンバーズ
企業のデジタルマーケティング運営支援を総合的に行っている会社です。ビジネスの成果向上を目的として専任チームによる運用が実施されます。チームは総括プロデューサー、ディレクター、デザイナー、マークアップエンジニアによって構成されており、専用のチームが編成されて運営や管理の一括代行が可能です。
コーポレートサイトや情報サイト、ECサイトや商品サイトなどの運用も行っており、SEO支援サービスも提供しています。首都圏にある中堅/中小企業を対象にしたWebサイトやソーシャルメディアのデジタルマーケティング運用人材の提供も行っているので、目的に合わせたサービスを受けられるはずです。Webディレクターやエンジニア、デザイナーに関しては、無期雇用派遣も行っています。
株式会社グラッドキューブ
リスティング広告や動画広告など、これまでに75,000時間以上もの広告運用で培ってきたノウハウをもとに、コンバージョンを獲得できるWebサイトの制作や運用が可能な会社です。加えてWeb広告の運用や効果測定までを一貫して実施することで、労力やコストの削減にもつながるでしょう。
株式会社グラッドキューブでは、広告で顧客の流入を獲得できても、効果的なランディングページがなければ期待できる効果が得られないと考えています。そのため、培ったノウハウを存分に発揮し、さらには制作したWebサイトは分析を徹底して行い、目標を達成できるように改善を繰り返していきます。Googleアクセス解析資格を有するスタッフも在籍しているので、公開後のサポートも安心して任せられます。
株式会社ライトアップ
株式会社ライトアップでは、企業の業界やテーマに合わせたCMSを選定し、オリジナルオウンドメディアの構築/運用代行が可能です。コンテンツの企画だけではなく、ライティングやアクセスログを分析した改善提案も行っています。
そのほかにも、XやFacebook、InstagramといったSNSを活用したアカウント運用代行やSNS広告の運用代行サービス、インフルエンサーマーケティングなども提供する会社です。企業に合わせてさまざまなサービスを活用し、目的達成を目指せるでしょう。
本記事では、オウンドメディア運用会社を20社紹介しました。それぞれの運用会社によって特徴やサービス内容が異なります。
気になった会社があれば、公式ホームページをチェックして自社に合っている会社であるか判断してみましょう。その際には、本記事で紹介した運用代行会社を選ぶ際の注意点を参考にして、比較をしながら検討することをおすすめします。