【立ち上げ企業向け】オウンドメディアの作り方!準備・サイト制作・記事制作・分析を4段階に分けて解説

【立ち上げ企業向け】オウンドメディアの作り方!準備・サイト制作・記事制作・分析を4段階に分けて解説

【立ち上げ企業向け】オウンドメディアの作り方!準備・サイト制作・記事制作・分析を4段階に分けて解説

本記事に興味を持たれた方は、オウンドメディアの立ち上げを検討していたり、運用を開始するまでの工程に課題を持たれている方が多いのではないでしょうか。

本記事では、立ち上げ企業向けにオウンドメディアの作り方を4段階に分けて解説します。当社で行っている調査・記事制作の方法なども紹介しておりますので、ぜひ最後までごらんください。

オウンドメディアの作り方①準備

オウンドメディアを作る際は、下記の3つの準備をすることが大切です。

・目的とコンセプトを明確にする
・ターゲット・ペルソナを設定する
・自社制作が外注するかを決める

それぞれの手順を詳しく解説していきます。すでにご存知の方は先へ読み進めてください。

目的とコンセプトを明確にする

オウンドメディアを立ち上げるためには、目的とコンセプトを設定を明確にすることから始まります。

オウンドメディアを運営する目的とコンセプトを明確にすることは、今後設定するターゲットやペルソナが決定できるだけでなく、運用を進めるなかで統括者はじめ運用担当者/関係部署での認識の統一につながります。

詳細を確認したい場合は下記の記事が参考になります。
【2023年版】オウンドメディアの正しい運用方法と注意点を解説

ターゲット・ペルソナを設定する

次に『ターゲット/ペルソナ』を設定します。

ターゲットとは、発信する情報を伝えたいユーザーを指します。一方でペルソナは『仮想のユーザー像』です。ターゲットをより具体的に、仮想の人物像として作り上げたのがペルソナ
です。

ペルソナは漠然と設定するのではなく『年齢/性別/家族構成/趣味/生活パターン』などを細かく設定する必要があります。『仕事や経済面/どのようなメディアを使用し頻度はどれくらいなのか』などを詳細に設定することが重要です。

設定したペルソナの不安/悩みといったユーザーの課題が分かることで、発信すべきコンテンツの方向性を定めることができます。

ペルソナ設定は昨今のマーケティングとしては基本であり、オウンドメディアの運営に重要な要素の一つです。

制作を自社で行うか・外部に委託するかを決める

オウンドメディアは長い期間運用するメディアです。そのため『自社で運営するか』『外部の企業に委託するか』を決める必要があります。

自社で運営する場合は、ライターや編集者などコンテンツを制作する体制を自社で作る必要があります。一方で外部に委託する際はライターや編集者など委託先に属しているため体制を作る手間を省くことができます。

どちらが正解という話ではなく、自社で運営するためには体制を整える為の時間がかかる事が多いので、リソースがない場合外部に委託することをおすすめします。

詳細を確認したい場合は下記の記事が参考になります。
【自社で運営を検討している方向け】
SEOに強いオウンドメディアの作り方!構築・運用時の対策について解説

【外部に委託を検討している方向け】
オウンドメディア運営をコンサルに依頼する時の注意点と重要ポイント

オウンドメディアの作り方②サイト制作

前述した準備をすることでサイト制作に進むことができます。サイト制作の手順は下記の通りです。

・必要な機能を決める
・サーバーを選定する
・ドメインの種類を決める
・CMSを選定する

それぞれの手順を詳しく確認していきましょう。

必要な機能を決める

はじめに必要な機能を決めていきます。オウンドメディアのサイト制作は、一般的なウェブサイトの構築と手順はほとんど変わりません。

しかし、メディアとして成功させるためには、『高い更新頻度』『コンテンツの量産』が重要なポイントです。安定して運用を続けていくためには、サイトに必要な機能を見極めなければいけません。

例えば、社内の人でも手軽にページを更新できる機能やお問い合わせフォームなど。サイトが完成した後、必要な機能に気づくと、やり直す手間や別途費用も掛かるため注意が必要です。

どのようなサイトにしたいのかなど参考サイトを用意し目的を決め、必要とする機能を洗い出しサイトマップを作成し制作を進行させましょう。

サーバーを選定する

自社サーバー ・名前の通り自社で保有するサーバーを指します。
・初期費用は高いですが、カスタマイズできる点がメリットです。
・自社でサーバー設備の導入や管理の必要がある点がデメリットです。
レンタルサーバー ・事業者から借りる(レンタルする)ことで利用できるサーバーです。
・自社サーバーよりも手軽に導入できる点がメリットです。
・他ユーザーとサーバーリソースを共有します。そのため、他ユーザーの利用状況の影響を受ける点がデメリットです。
クラウドサーバー ・レンタルサーバーと同様に事業者から借りる(レンタルする)サーバーです。
・クラウドサーバーの場合、ユーザーごとに仮想的な専用サーバーを構築するため、他ユーザーの影響を受けにくい点があります。
・自社サーバーと同じくカスタマイズ性も優れていますが、費用が高い点がデメリットです。

オウンドメディアはコーポレートサイトとは異なり、SNSでの拡散など短いスパンでPV数に変化が出やすいメディアです。容量や運用後に必要な機能を柔軟に変更できるサーバーを立ち上げ時に選ぶようにしましょう。

上記3つのサーバーのなかでもクラウドサーバーがおすすめです。

一見、サイトの立ち上げだけであれば、レンタルサーバーの方がコストを抑えられますが、今後運用をしていくなかで、サーバー環境の移行は非常に手間がかかります。先を見越したサーバー選びが重要といえます。

ドメインの種類を決める

サーバーと同様にドメインの種類も決めていきます。ドメインの種類は以下の2つです。

・既存のドメイン
・新規のドメイン

オウンドメディアを運用するなら、基本的に『独自ドメイン』を選ぶようにします。

すでにコーポレートサイトなどがあり、自社で独自ドメインを保有している場合は、下層ディレクトリを切り運用するのがおすすめです。

既存のドメインのサブドメインで運用を行っているケースをよく見かけますが、本記事を公開した2023年時点では多くの場合は、不適切な選択と言えます。

CMSを選定する

事前にサイト制作について調べることで、進行をスムーズに進めることができます。ここからはサイトデザインについて決めていきます。

先述した目的やゴールに合わせて、サイトの色使いやレイアウト/画像の配置などを決めていきます。一般的には、CMSを使ったデザインを考えていくことがほとんどです。

CMSとは基本的な枠組みや機能が初めから揃っているものを指します。一からサイトデザインを考える必要がなく手軽にデザインが決められます。

CMSにも無料のものと有料のものがあり、一般的には「WordPress」と呼ばれるオープンソースが主流です。その他のCMSにも特徴があるため下記の図を参考にCMSを決定していきましょう。

CMSの種類 特徴 名前
オープンソース ・無料でソースコードが公開されている ・WordPress
・Soy
・Movable Type
パッケージCMS ・自社サーバーにインストールする
・手厚いサポートが受けられる
・aishipR
・CREAM
クラウドCMS ・ウェブ上で使用する運営側が管理する

・サーバーにてシステムやデータが管理される

・Jimdo
・Wix

オウンドメディアの作り方③記事制作

いよいよオウンドメディアを運用するために必要な記事制作に入っていきます。記事制作の基本的な手順は以下の通りです。

・対策キーワードを選定する
・記事構成を作成する
・ライティングを行う

記事のクオリティは検索結果の順位に影響が出るため、記事制作の工程は特に重要といえます。

当社の制作方法を含めて解説していきます。運営の目的を達成するために欠かせない工程になるため、今後の記事制作の参考にしてください。

対策キーワードを選定する

まず記事制作で欠かせない作業が、対策キーワードの選定です。Googleから評価を得るためには、自社が伝えたいキーワードではなく、ユーザーに需要のあるキーワードを選定することがポイントになります。

ユーザーに需要があるキーワードを確認する為には、Googleが提供する『キーワードプランナー』や『サーチコンソール』『ラッコキーワード』を使うとスムーズに進める事ができます。

フォーデザインでは競合企業のKW調査を2週間から4週間をかけて3万から10万キーワードを調査します

当社では、特に対策キーワードの選定に時間を費やします。最初に競合企業を含め3万から10万キーワードの『候補キーワード』を出し尽くします。

このときに様々なツールを駆使してキーワード抽出を行いますが、最終的には人の目によって判定を行う必要があり、2週間から4週間(合計200〜300時間)をかけてすべて目視によって対策キーワードを絞り込んでいきます。

キーワードが異なっても検索意図が同一であるもの(例:オウンドメディア 運用、オウンドメディア 運営)などのグルーピングもこの段階で行い、同じようなキーワードで別々の記事にする事がないよう選定を行います。

より詳しく詳細を確認したい場合は下記の記事が参考になります。
【参考図あり】フォーデザインのオウンドメディアの運用手順

記事構成を作成する

対策キーワードの選定が終わったら、構成案の作成に移ります。

構成案を作成せずに記事を書き始めてしまうと、ターゲットユーザーが求めている情報とのズレが生じやすく、まとまりのない記事になってしまいます。

質の低い記事を発信してしまうと、記事の効果だけでなくターゲットユーザーからの信頼や興味/関心を持たせることができません。

先述で『自社で制作するか・外部に委託するか』を話しましたが、記事制作も同様で自社/外部で制作を検討が可能です。

どちらが良いと言うわけではありませんが、記事構成を作成せず、自社でライティングしたり、外部にKWだけ依頼しライティングするケースは、記事単体の網羅性やトンマナなどクオリティに差があり品質が低くなってしまう可能性があります。

記事構成を把握した状態でライターへ依頼する事ができるだけでなく、ライター側も構成を元にライティングが行えるので執筆速度が向上します。

そのため構成案の作成は記事の成果を左右する重要な作業といえます。

フォーデザインでは上位表示されている20サイトを調査し構成案を作成

当社は、上位20サイトの文章構造/共起語を調査し構成案を作成していきます。

構成作成に時間を掛けることで、後の作業精度を向上させます。

構成作成により、企業が伝えたい表現やニュアンスなどにズレが少なくなり、対策キーワードに沿った品質が担保された記事制作が可能となります。

ライティングを行う

次に記事構成に沿ってライティングを行っていきます。

ライティングを行う際は、アクセス数を増やすために対策キーワードを入れることが重要ですが、キーワードを盛り込みすぎることで文章が不自然になってしまう可能性があります。

あくまでもユーザーが読みやすい文章を作った上で、自然に対策キーワードを盛り込むのがポイントです。(構成がしっかりしていれば、意識せずとも自然とキーワードが入る)

近年、ライティング業務は、自社でライティングを行うほか、クラウドソーシングに登録しているライターに依頼をされる企業が増えています。

例えば自社でライティングを行う場合、コンテンツ制作のための編集に関わる人員を集めなければいけません。新しくスタッフを雇うとなると人件費がかかり、外注するよりも費用がかかることも考えられます。また編集チームを立ち上げても、キーワード選定から記事の執筆、編集、効果測定まで全てを担当することになるので、大きな負担となります。

負担がかかりすぎると手が回らなくなり、うまく運用がいかなくなることも。

一方で、クラウドソーシングに登録しているライターへ依頼することで、自社の負担を解消できますが、登録しているライターのスキルには差があり、納品される記事の品質が担保しにくい事が欠点と言えます。

そのため、納品された記事を修正することに作業時間が取られてしまい、他の業務に支障をきたす恐れがあるため注意が必要です。

独自のライター制度で記事の品質を担保

当社では、オウンドメディア運用やライティングに課題を持たれているクライアント企業向けに記事制作代行サービスを行っています。

他社との差別化として、独自のライター制度を設けているのが特徴です。

背景として、サービス提供以前は自社の記事制作を外部に委託して行っていましたが、
『納品される記事のクオリティが低い』

『ライター管理や納品後の検収作業に時間を費やしてしまう』
などの課題がありました。

今でも多くの企業が同じような課題を抱えていると感じています。

当社の経験から、企業にとって価値のある記事を提供できると考え、記事制作代行サービスを開始しました。

当社のライター制度では、一定の基準をクリアしたライターのみを各プロジェクトにアサインします。

それにより、クライアント企業のニーズ(予算と品質/スピード)に見合った成果物を納品する事につながっています。

オウンドメディアの作り方④分析編

オウンドメディアはコンテンツを作成して完了ではありません。コンテンツを公開してからの効果測定を行い分析をもとに改善を行うことが大切です。

効果測定で確認する指標は下記2つの運営期間に分かれます。

オウンドメディア運営歴半年以上(継続的にコンテンツ投下している場合)

コンテンツを公開してから1週間後に検索順位/ページへの流入数/閲覧時間などの指標を確認することが重要です。

オウンドメディア運営歴半年未満

コンテンツを公開してから2〜4週間後を目安に、上記と同様指標を確認します。

順位は常に変動しますので、毎日確認をするのは効率的ではありません。週に1、2回の頻度で主要キーワードの順位計測を行えれば運用として十分です。

コンテンツ公開後、2ヶ月ほど経過しても順位状況が思わしくない場合は、コンテンツの内容を見直す必要があるといえます。

また、複数のコンテンツが同様に順位が低迷している場合は、コンテンツそのものではなくWebサイト自体に原因がある可能性があります。

コンテンツを評価するためには、以下の3つのポイントを把握しておくと良いでしょう。

・その記事を読むのにどれくらいの時間がかかるのか=アクセス解析で閲覧時間を確認
・メディアの成果が目的に沿っているか=コンバージョンの発生したユーザーが契約に繋がっているか確認
・実際の訪問ユーザーセグメントと自社ターゲットにギャップが生じていないか=アクセス解析でCVRを確認

上記のようなポイントを把握し、定期的にチェックを行うようにします。

GRCで検索順位を調査する

自社のサイトの検索順位をリサーチするためにも、GRCを活用することがおすすめです。GRCとは、Google、Yahoo!、Bingの3つの検索エンジンで検索順位が調べられるツールになります。

使用するプランによっても異なりますが、無料でも利用ができます。最大24,300円/年となるので予算と検討しながら決めるようにしましょう。

検索順位の変化を調査することで、『なぜ順位が上がったのか(下がったのか)』などの分析ができます。順位が下がってしまうのには、『競合がより良い記事を作った』『記事の構成が網羅されていない』などが考えられます。

分析することでより良い記事が作れるようになるため、運用の成功にもつながりやすくなります。

Googleアナリティクスでアクセス解析する

最後にGoogleアナリティクスを活用して、アクセス解析を行います。無料で提供されているツールなので、余計な費用などはかかりません。

Googleアナリティクスでは利用者の訪問状況や流入経路/行動パターンなどの分析が可能です。うまく活用することで、記事のリライト作業や成果地点の見直しに活かすことができます。

 

オウンドメディアの作り方まとめ

オウンドメディアを制作することで、集客や売り上げ、ブランディングなど様々な効果が期待できます。Webマーケティングにおいて情報発信や顧客獲得などになくてはならない存在として、多くの企業が実践しているのが現状です。

ですが失敗している企業の多くは本記事で解説した工程に沿って進めていないか、もしくは運用したがどこかの工程が改善できていないなどのケースが考えられます。

そのため、オウンドメディアをこれから立ち上げる方は、解説した作業工程を正しく進めることで運用開始に向けてスムーズな進行ができるといえます。

オウンドメディアの立ち上げや、運用後にオウンドメディアについて課題があればぜひ当社までご相談ください。